3Dプリンター ELEGOO Neptune 2S その4 OctoPi

概要

前回はモデルギャラリーをみていましたが、今回はELEGOO Neptune 2SにRaspberry Piを接続してOctoPrintを動かしてみました。

OctoPiとは?

OctoPrintという3Dプリンタ制御ソフトのRaspberry Piになります。パソコンからUSB接続する変わりにOctoPrintを搭載したパソコンかRaspberry PiなどのLinuxマシンを接続することで、ブラウザから3Dプリンタを操作することができます。

手元になったRaspberry Pi4の8GBモデルに、上記のカメラを付けた状態で動かしてみました。

導入方法

Raspberry Piの場合には非常に簡単で、純正のRaspberry Pi ImagerからSDに直接書き込むことができます。導入方法はよく紹介されているので迷うことはないと思います。

新しいSDカードを準備して、OctoPiを書き込んだ後にRaspberry Piに入れて起動させて、その後ブラウザから初期設定をする形となります。

使ってみて

んー、便利です。しかしながら時間のかかるモデルはSDにファイルを書き込んでからプリントでもいい気がします。Raspberry Piの価格が上がっている現状を考えると2万円以上しているOctoPiに2.5万円のNeptune 2Sを制御させるのはもったいないなと思います。。。

OctoPrintの利点はカメラが使えることです。プリントが正常に進んでいるかどうかを確認することができます。動画として保存することもできますが、通常は必要ないですよね。あとは進捗状況が変わることです。とくに違う部屋で動かしている場合には終わったかを確認できるのはかなり便利です。そしてプラウザからモデルをアップロードできることですね。

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カメラに関して言うと、Wi-Fiカメラ系を使えば同じことはできます。そしてちょっと高めの暗いところでも撮影できるカメラだと便利です。カメラのためだけに部屋の電気をつけるのはちょっと面倒ですからね。

値段だけだとM5StackのUnit Camとかを使えば安く監視カメラが構築できると思います。

あとプリントが終わったかどうかわかるのは便利です。ただカメラがあればリモートからでも確認できますね。

SDカード経由じゃなくって、ブラウザからファイルをアップロードできるのは便利です。ちょっとしたことですけれどね。ただRaspberry Piとカメラを常時起動したままにする必要があるのでちょっと面倒ですね。

あとものすごい利点として、CuraからUSB接続をしているとシリアルポートが全部使えなくなるのでArduino開発ができません。CuraはスライスだけにしてSDかOctoPrintを使った方がいいと思います。

まとめ

概ね満足ですが、Raspberry Pi Zero 2 Wとかが発売されると一式構築するのが非常に安くなるのでおすすめしたいと思います。Raspberry Pi3はほぼ手にはいらない状況で、Raspberry Pi4だともったいない感じですね。

Raspberry Pi4で現状動かしていますが、他のボードで動かすための準備をしているところです。

続編

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