概要
テプラProを所有していたのですが、パソコンとケーブルで接続するのも、シールをめくるのが面倒になって気軽に使わなくなりました。今回気軽に使う用途にスマホ連携のできるラベルプリンターを購入してみました。かなり便利ですが、いろいろ選択が面倒でした。
ラベルプリンターとは?
現在所有しているので上記のテプラProシリーズの昔の機種になります。当時はパソコンと接続できるモデルは少なく、結構高かった気がします。
現在はキーボード部分がなく、スマホ専用の安いモデルもでています。こちらはスマホ専用なのでパソコンからの接続もできません。このへんのプロトコルは非公開のものが多いんですよね。
最近は上記のように最初から固定長のシールになっているタイプの製品もあります。テプラの欠点としてシールが非常に剥がしにくいです。
最近の上位機種はハーフカット機能があったり、上記のようなハーフカットができるトリマーなどを使うとかなり便利そうですが、私の保有している機種は古いのでハーフカットに対応していません。
機種選定
これは非常に難しいです。
テープの種類
通常の文字の長さに応じて可変長の連続タイプ
普通のテプラと同じように連続しているシールタイプです。
上記のものはシールの裏側が最初からハーフカットされていて剥がしやすいタイプです。
横幅が固定されている固定長タイプ
今回は上記のような固定長のシールが並んでいるタイプを選択しました。
変わり種としては上記のようなケーブルタグを出力するタイプもあります。
技適マーク
重要です!
ただ非常に確認が面倒です。日本メーカーの製品は確実に技適マークがついていますが、わざわざついていますとは書いてありません。そもそもAmazonとかで販売している製品は技適マークが付いている事になっています。まあ、そうはなっていないのが困りものです。
まずはAmazonのページで技適があるかを調べるか、ヨドバシカメラで取り扱いがあるかを調べます。
たとえば上記の「NIIMBOT-D11」は取り扱いがあったので技適を取得しています。
Amazonでも取り扱いがありました。ただし、Amazonの製品に技適マークが付いているかはわかりません。並行輸入品でマークがない製品の可能性があります。
たとえば上記はメーカー名の表記が違いますし、海外発送ですぐには届きません。グローバルモデルですべて技適マークがついているのであれば問題ありませんが、日本向け出荷だけにマークを表記している場合もあるので注意が必要です。
型番で検索していると似たモデルのD110を発見。左側は技適マークがありますが、右側はありませんね。
上記ですね。価格も安いのでこちらが現行機種かもしれません。ただこの機種はヨドバシカメラでは取り扱いがありません。。。Amazonのレビューを見る限り技適マーク付きの写真がアップされていましたが手元に確実に技適マーク付きのものが来るかは微妙なのがAmazonの恐ろしいところです。
ランニングコスト
シールのサイズによって異なりますが、1巻1,000円前後のことが多いようです。このテープだと160枚ありますので1枚あたり7円弱となります。微妙な価格ですね。ただこれぐらいが相場になってくると思います。
3巻で少し安くなっているものもあります。これで1枚5.4円ぐらいですね。
価格だけでみると上記が6巻で2,000円ぐらいとかなり安かったです。2円ちょっとですね。ただし、シールはあまり互換性がないと思ったほうがよいので、シールと本体のブランドは統一すべきだと思います。
本体はこれですね。ただし、技適マークがあるかわかりません。メルカリに出品されている製品にもマークは表示されていませんでした。
D30の取り扱いはヨドバシカメラでなかったので、Phomemoで検索したところ上記のモデルがひっかかりました。
そこから技適番号の「210-144260」を調べて、同じ会社から出ている技適一覧が上記です。D30は「210-149273」で取得していました!
ただし、Amazonから技適マーク付きが来るかはわかりません。。。
なんと楽天にオフィシャルサイトがありました。こちらだと技適付きが確実に買えるのかな?
感熱ロール紙もオフィシャルサイトの方が安かったです。本体に付属しているのがこの14mm x 40mmだったと思います。
あとは小型の12mm x 30mm。
大型の15mm x 50mmもありました。
利用例
上記のようにAliExpressなどから届いた商品に内容物を記入しています。似たような商品ですがすべて内容物が違っています。袋もチャック付きの袋に入れ替えて中身をシールプリントするようにしました。
こんな感じで右側の商品は最初からシール付きのもので、左側が最初からついていた袋 or チャック付きの袋に入れ方ものに内容物のシールを追加しています。とくにICチップ単体とかはあとで中身を特定するのは難しいので到着時にわかりやすい形にしたほうがよいと思います。。。すでにDCDCとかで3.3Vと5Vのが混ざっていたりしてわからないものが大量にあります。。。
あとは上記のように開発ボードのピン情報などをシールにしておくとあとでわかりやすいと思います。
QRコードも小さいですがちゃんと読み込めるものが作れますし、画像データなども出力可能でした。
まとめ
この手のものは並行輸入品が多いので注意してください。
上記のレシートプリンターなどもほとんど同じような作りですが、販路によって技適マークの有無があるので取り扱いが面倒です。とくにAmazonは技適マーク付きが届いたとしても、次回も技適マーク付きがくるかはわからないので紹介しにくいです。
ただ非常に便利な道具ですし、高いと言っても千円ぐらいで160枚は印刷できるのでそれほど気になりません。がんがん利用して使い潰すのがよいと思います。そして結構シールの入れ替えは面倒なので、複数の種類を使いたい場合には本体ごと複数用意する運用の方がハッピーな気がします!
コメント
ラベルプリンター気になってたので興味深い記事した
出力例が私の用途にも合致していそうなのですが、最終的に買った製品とショップについても紹介していただけないでしょうか
もし技適警察対策で出せないのでしたら無視していただいて結構です
Phomemo D30を購入しましたが、いまのところ楽天が無難そうです
Amazonだと何が届くのが怖いので紹介できそうにありません
https://amzn.to/3UtkLW1
ただ、Amazonはものすごく安いショップもあります