3Dプリンター ELEGOO Neptune 2S その1 購入

概要

はじめて3Dプリンターを購入してみました。あまり情報がないELEGOO Neptune 2Sにしてみました。YouTubeでは少し動画があがっているのですが、あまり利用者の情報ってないんですよね。

製品

上記の製品になります。10%オフクーポンがありましたので、2.5万円でした。この価格帯は非常にいろいろな製品があります。たぶんどれ選んでも問題はありません。

製品の選び方

【日本正規品】ORIGINAL PRUSA i3 MK3S+ 組み立て済 3Dプリンター
ORIGINAL PRUSA
【重要なお知らせ】 Original Prusa 3Dプリンターをよりベストな状態でご使用いただくために、プリントを始める前にまず最新のファームウェアをダウンロードしてフラッシュすることを強くお勧めします。最新のバージョンには、本体への損傷を避けるための新しい安全機能も含まれています。また、最新のPrusa Slicerをダウンロードして使用し、印刷用のGコードを作成してください。 【ファームウェア】 ダウンロード: https://help.prusa3d.com/downloads (最新バージョンはこちら MK3S+/MINI+用) インストール方法: https://help.prusa3d.com/article/firmware-updating-mk3s-mk3s-mk3_2227 (日本語をクリックしてください) 【Prusa Slicer ソフトウェア】 https://www.prusa3d.com/page/prusaslicer_424/

エントリークラスの3Dプリンターは上記のOriginal Prusaを元に作られているものが多いです。上記を買えば安心なのですがちょっと高いですよね。自分で組み立てるバージョンですと10万円ぐらいです。

【直営店】Creality Ender 3 S1 Pro 3Dプリンター 300°C高温印刷 4.3インチタッチパネル LEDライト フルメタルデュアルギア直接押出機 自動ベッドレベリング フィラメントセンサー 停電復帰 デュアルZ軸 低ノイズ PEIばね鋼板 日本語表記&マニュアル
Creality
¥60,000(2024/04/25 13:08時点)
🏆【新しい4.3インチタッチスクリーン】:4.3インチのタッチスクリーンは、効率的なUIインタラクションを提供し、使いやすいです。3分間何もしないと、省エネのために自動的に暗くなります。装備されたLEDライトは、暗い環境でも印刷の詳細を確認できます。

上記がEnder 3と呼ばれるシリーズの最新バージョンです。このシリーズはOriginal Prusaを参考にして、もう少し安い構造に変更したモデルとなります。Ender 3は無印、3X、Pro、3X Pro、V2、S1、S1 Proと徐々にバージョンアップされてきています。

V2ぐらいが現在標準的なモデルで、これと比較して各メーカーからいろいろな製品がでている気がします。

今回購入したELEGOO Neptune 2SもEnder 3を参考にした3Dプリンターです。V2との比較はできていませんが、バランスを取りつつ低価格化したモデルのはずです。基本的な部品は同等品を使っていますので、Ender 3の消耗品などを流用できるようです。

ちなみにEnder 3系は情報が非常にあるのが利点なのですが、ちょっと組み立てが面倒です。

ANYCUBIC 3Dプリンター Anycubic Kobra 自動レベリング 高速印刷 バネ鋼製プラットフォーム付き 高精度 一体型短距離押出機 軽量 静音 TPU/ABS/PLA/PETG対応 操作簡易 DIY 家庭用 教育用 印刷サイズ 220x220x250mm 日本語マニュアル付き 専門者/初心者/学校等向け
ANYCUBIC
【自動レベリング】ANYCUBIC KOBRA 3Dプリンターにはオートレベリング機能が搭載されていて、高精度ダブルスクリューが安定した動作を発揮します。準備作業が簡単になり、印刷成功率が大幅に向上します。モジュール化設計で4つの部分を10分で組み立て完了、組み立て簡単な3Dプリンターとして子供と初心者にも愛されやすく家庭用として魅力的です。

一般的にANYCUBICさんの製品の方が組み立ては簡単なので、適当に組んでも精度が出やすいようです。

FLASHFORGE(フラッシュフォージ) 3Dプリンター 本体 Guider2 高精度 安定 造形サイズ280×250×300
FLASHFORGE
【高精度・安定】Guider2はプロフェッショナルなFFF式3dプリンターであり、高剛性ボディと高性能XYZ軸モーターを組み合わせることで、50ミクロンの高精度な造形を可能です、全金属製のフレームで耐久性があり、印刷性能が安定しています。

あとは、箱型ですがFLASHFORGEさんのは高い分サポートが強いというか、壊れたら関連パーツごと全部交換なので細かいことを考えなくても大丈夫みたいです。

ファーストインプレッション

上記の公式サイトから添付されている日本語マニュアルを含め閲覧可能です。

基本的には上記の動画を参考にします。添付のマニュアルは微妙に手順が違ったり、省略されているので正しく組み立てることは難しいです。

箱はこんな感じで届きました。2と2Sは部品がちょっと違うだけなので、使い方はほぼ同じです。マニュアルや動画も共通となっています。

箱を開けると緩衝材。

緩衝材を外すと中身が出てきます。マニュアルにはシリアルが裏側に印刷されていました。本体にも同じシリアルが表示されていたと思います。

取り出して機種名の場所を確認。この上にシリアル番号が書かれていました。こちらの製品はPSE取得していますね。ちょっとマークと会社名が離れているので微妙なレイアウトです。

3DプリンターはPSEが必要かはちょっと微妙な製品になります。パソコンはPSE対象外で、通常のプリンターもパソコン周辺機器ってことでPSE対象外です。3Dプリンターもパソコン周辺機器な気がしますが微妙なところです。

  • 第15回電気用品の安全に関する技術基準等に係る調査検討会 報告書一覧(製品評価技術基盤機構)

上記の「参考2 大括り化により新たに規制対象となる製品を扱っている事業者への影響調査について」では3Dプリンターは大括り化によって、規制対象となるので影響調査を受けています。つまりこの時点ではPSE対象外と思われます。そして、大括り化はこの平成29年には見送られています。

ACアダプタなどはPSE対象なのですが、3Dプリンタ内部に電源を内蔵しているタイプはPSE対象外の可能性があります。とはいえ、PSE対象にすべく調整中と考えるのがいいと思います。そして日本でそこそこ販売している3DプリンタはPSEを取得しているケースが多いようです。

PSEは電波法と違い、所持ではなく販売が禁止されますので使う上では問題ないのですが、一応PSE対象商品の方がちょっと安心とは思っています。

組み立てに戻ります。部品が少ないなと思ったら下の段にも部品が入っています。

こちら付属の工具になります。この中だと六角レンチが見た目はいいのですが、鉄が柔らかいので使いにくいです。

そこまで高いのを使う必要はありませんが、ある名前が通っているブランドのものを使ったほうが安心です。

付属のネジです。こちらもちょっとわかりにくいです。特にHM4*18とHM4*20はほぼ同じ見た目で、長さが2ミリしか違わないので最初同じネジだと思っていましたので注意してください。また動画とは使っているネジの色が違うので、形と長さを確認してから使ってください。

電源は115Vに変更する必要があります。手元のは230V設定のままでした。

24Vで17Aのスイッチング電源になります。17Aの電源にしては軽いのでちょっと心配になります。

なんとか組み立てられました。写真を取りながらで約1時間ぐらいで組み立てられました。動画が10分ですので、届く前に一度見ておくともう少し早く組み立てができると思います。

ちなみにプラグもちゃんとPSEマーク付きです。

入っていたバージョンはV2.0.1でした。中に入っている基板によってバージョンが違うようでして、Robin Nano V1.2だと1.x系で最新バージョンは1.0.4。ZNP Robin Nano V1.3だと2.x系で最新バージョンは2.0.2でした。つまり、新しいバージョンがでていますね。次回に更新したいと思います。

消耗品とメディアになります。こちらの消耗品は次回以降に調べたいと思います。今回使うのは川宇と書いてあるSDカードです。

裏返して入れるタイプみたいです。

最初から入っているサンプルモデルをプリントアウトします。ベッドの水平出しとフィラメントを入れるのは結構手間取りましたが、動画を見たり他のサイトで検索すればわかると思います。ただ、Z軸のストッパーが下から5ミリのところで止めるのですが、止める場所が悪いとベッドにノズルが突き刺さります。スプリングが入っているので多少は大丈夫なのですが、ちょっとびっくりします。はじめて水平出しをするときは、ベッドの四隅を一番下まで下げてから実施したほうがいいと思います。

最初に予熱が動きます。ベッドが50度になってからノズルがあたたまるようです。

ノズルは20秒で33度上昇していました。

2分35秒で予熱完了。このへんから動き出しました。

最初に一番左側に一列印字してから、真ん中で印刷が始まります。このときノズルの先端から垂れ下がったフィラメントを取り除くためにピンセットがあったほうがいいと思います。

15分経過。おもったより進みません。3Dプリンターは時間がかかるのです。

完了しました。1時間19分19秒でした。

こんな感じです。

後ろ側。

裏側です。残念ながらはじめての3Dプリントなので、品質を評価することはできません。思っていたよりはきれいに出力できたとは感じました。

ちなみにプレートはマグネットでくっついていて、上の部分だけ取り外すとしなるのでぽろっと出力したものがきれいに外れました!

まとめ

まずは動作確認が完了しました。うまく出力できて良かったと思います。

Creality Ender PLA 3D プリンター用フィラメント FDM 3Dプリンター用 PLAフィラメント 寸法精度+/- 0.03mm 高強度PLA 造形材質 1.75mm径 正味量2.2 LBS(1KG)スプール3Dフィラメント 3Dプリンター用 スプール造形材料(ブラック)
ZEAKOC
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【寸法精度&一貫性】直径1.75 mm・寸法精度+/- 0.02 mm、正味重量1kg(2.2lbs)フィラメント。Creality 3D PLAフィラメントには厳しい許容誤差があります、ほぼ共通のFDM 3Dプリンターと調和せいがあります。3Dプリンターと3Dペンに適しています。

ちなみに最初についてくるフィラメントはテストプリントができる長さなので、残り1メートルぐらいしかありません。同時にフィラメントも購入したほうがいいと思います。とはいってもどれを買えばいいのかがよくわからないのでEnderを作っているCrealityさんのものを購入してみました。

次回以降にもう少しいろいろ触って調べていきたいと思います。

続編

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