概要
技適取得済みですが、有効な表記がないESP32-PICO-KITを、技適未取得機器実験等特例の届け出をして、合法的に利用してみました。
技適未取得機器実験等特例とは?
上記のページから届け出することで、最大半年間技適の無い機器を実験することができる精度です。
# 開設届出日:2019年11月21日 # # 目的: # ESP32-PICO-KITを用いたリファレンスボードでの動作試験 # # 規格: # IEEE802.11b # IEEE802.11g # IEEE802.11n # Bluetooth Version 4.2
上記みたいな内容で申請してみました。開始日は12月1日にしたのでやっと使える状態になりました。
基本的に届け出なので、不備がなければ受理されるみたいです。シリアルは区別できればいいので「ESP32-PICO-KIT-001」で私は申請しています。
Ai-ThinkerとかのESP32とかのったボードで楽しいのが結構あるので、今度チャレンジしてみたいですね。
ESP32-PICO-KITとは?



M5StickCの中身に使われているESP32-PICO-D4を搭載しているボードです。ESP32-PICO-D4は単体だとアンテナの無いチップなので、ボード単位で技適を取得する必要があります。
ESP32-PICO-KITで技適を取得しているのですが、ボード上に表記されているバージョンが販売されていません。あんまり売れていないか、FCCだけ表記したボードを作りすぎたんですかね?
実際の価格はM5StickCと同じぐらいなので、基本的にはM5StickCを買ったほうがいいと思います、、、
今回はM5StickCの省電力検証用にこのボードを準備しました!
やっぱりバッテリーがつながっていると、消費電力がよくわからないです、、、
IOが外に出ているの以外はM5StickCとほぼ同じだと思います。ただUSB-シリアルが「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge」と違うので、別シリアルポートになります。
M5StickCの設定のままでもプログラム転送も可能です。
まとめ
まだちゃんと動かしていませんが、これでM5StickCの細かい消費電力調査をしたいと思います。本当はAXP192もほしいのですが6mm x 6mmの48-pin QFNって手半田つらいよね?
んー、ブレイクアウト基板でも作って、実装サービスでくっつけてもらうしかないんだろうか、、、
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