タミヤ 楽しい工作シリーズ フォークリフト

概要

タミヤの工作シリーズ作ってみたいなと昔から思っていて、改造しやすそうなフォークリフトを購入してみました。

商品

タミヤ(TAMIYA) 楽しい工作シリーズ No.115 フォークリフト工作セット (70115)
タミヤ(TAMIYA)
¥4,180(2024/04/24 07:17時点)
前後進、左右旋回に、フォークの上下動をコントロールできます

ずいぶん古い写真を使っていますね。

組み立ててみました。十字キーが2つのコントローラーが有線で本体につながっていて、左右のタイヤのモーターと、フォークの上下移動用の3モーターあります。

コントローラー的には前後の操作で左右のタイヤを動かし、右側のレバーを左右に倒すことでフォークが動きます。左側レバーの左右はケーブルは伸びていますが未使用になっています。

ちなみにタミヤさんはキットの説明書はPDFでダウンロードできないんですね。組立自体はちょっと説明書だとわかりにくいところもありますがそれほど時間はかからないと思います。

ちなみにパレットは付属していません。説明書ではプラバンを自分で加工して作ってねと書いてありますがちょっと大変。。。しかしダイソーで販売しているパレットがぴったりの大きさでした。

改造方法を検討

リモコン側

無線化を検討します。コントローラに単1電池が2本入っていますので、電池を小型化することでマイコンを埋め込むことが可能です。オリジナルは3チャンネル(左右タイヤ+フォーク)ですが、無線化する場合には使っていない左側レバーの左右を使って4チャンネル化も可能です。

その場合8箇所のIO取得が必要になりそうです。ちょっとM5StickCとかだと難しそうですね。

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ESP-WROOM-32が実装されているWi-Fi + BLE開発用ボードです。AP、STA、AP + STAの3モードをサポートします。

ESP32 DevKit系をコントローラと本体に1つずつ入れるのが良さそうです。IOエクスパンダを使えばM5Stack ATOM Liteとかも使えますが、本体の価格考えるとそっちのほうが高くなりそうですね。

あとはリモコンの配線を調べてどうにかESP32のGPIOで検知できれば入力はできます。あとはがんばって信号を無線で飛ばすだけですね。とはいってもここはちょっと面倒かもしれません。モーター制御なので現在バックの操作をするとマイナスの電圧が出力されています。ESP32だとそのままだと受け取れませんのでちょっと細工が必要そうですね。

安いのでもいいので最低限テスターが必要そうですね。接点を調べながら地道に考えるしかないと思います。

本体側

本体裏の左右には若干隙間がありますので、がんばれば単2電池か単3電池が2本入ると思います。ただ電池2本だと3VなのでESP32を起動するにはちょっと足りません。

この手のもので5Vに引き上げる必要があります。本当は3.3Vでいいのですがなかなかいいのがありません。

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ステップダウンおよびモジュール、電圧レギュレーション3.3V±4%

プライムだと無いですが、上記みたいな方が本当は良さそうですね。

たぶん上記みたいなちゃんとしたやつじゃないとだめかも知れません。電池2本から昇圧することでやっとESP32を起動できました。あとはモーターの制御ですね。

上記のようなDCモータドライバが必要になるはずです。これでいいのかはちょっと不安です、、、

DCモーター制御の場合にはプラス電圧で前に進んで、マイナス電圧で後ろに進むことになります。なので通常のマイコンから直結するとマイナス電圧が出力できないので制御ができません。そのため上記のようなモータドライバを使うことになります。

1個で2つまでのモーターが制御できますので、2つ使うことになります。

無線制御

おそらくESP-NOWで通信するのが省電力でいい気がします。他にもいろいろな方法で制御が可能ですが、そうするとリモコンが必要なくなるんですよね。まあ、リモコンは使わないで本体のみでスマホからBlynkなどを使って制御したほうがかんたんな気もします。。。

まとめ

あれ、おもったより難易度が高そうです。。。

実はこれ以外にも改造用のベース車両を購入しているのですが手つかずです。そっちようにモータドライバなどを秋月電子で購入した気がするのですが、部品箱に入ったままです。。。

フォークリフトはケーブルが邪魔ですが、結構楽しい商品でした。改造しないでこのまま保存な気がしますが、気が向いたら無線化したいと思っています。

コメント

  1. そーたメイ より:

    タミヤの工作キット改造いろいろ挑戦したのですが
    http://sohta02.web.fc2.com/remoconrobo_robot.html
    リチウム電池を内蔵したbugCが完成度高すぎで、他に匹敵するものを見つけることが出来ないです。
    https://www.facebook.com/sohta02/posts/2826383504344529
    ロボットとしてではなく、4chモータードライバ(電池内蔵)として販売すればよいのに、と思います。

  2. 匿名 より:

    ArduinoからFA130などのDCモーターを駆動する場合、MP4212がおすすめです。
    事例も豊富で学習しやすいですよ。
    https://elchika.com/article/14bfedd4-45ef-4db5-8842-eea2a38746df/#h_FET%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8BH%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8

    MP4212は生産中止で、下記にピン互換のモジュールが販売されています。
    https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-11338/