配線図がそろそろ欲しくなったのですが、Fritzing用のパーツが無かったので作ってみました。
概要
Fritzingは無料で使える回路図エディタで、かんたんにきれいな図を作ることができます。しかしながら一般的なパーツデータは内蔵されていますが、製品データなどは自分で作成するか、誰かが作成したデータを利用する必要があります。

作り方
同じく無料で使えるInkscapeでM5StickCの絵を準備します。私の場合にはすでにエクセルのオートシェイプで描画したデータがあったので、Inkscapeに貼り付けて、サイズを実寸に縮小したものを利用しました。
イチからInkscapeで描画するのは結構たいへんですが、写真をエクセルに貼り付けて、同じようなものをオートシェイプで作るのはそれほど難しくなかったです。
ピン設定
ピンのリンクをする場所を、適当な黒円を作ってピンの場所に設置しました。その後IDをconnector0pinから連番に変更するとFritzingでピンの対応がされました。
データ修正
エクセルで作ったデータには、なにか無駄なオブジェクトが入っているようで、Fritzingに取るこむと、ものすごい大きな四角いオブジェクトがありました。保存したSVGファイルをテキストエディタで開いて、defs以下のオブジェクトをすべて消すとうまく取り込めました。
作成物
上記においておきました。
まとめ
謎のオブジェクトにはちょっとハマりましたが、それ以外は比較的かんたんにつくることができると思います。ただしデザインルールなどは守っていません。あとブレッドボードの画像以外は作っていないので、雛形にしたICのままです。
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