Githubのソースは確認していましたが、リリースされたSDKで動作検証もしてみました。
最新版の詳細はM5StickC日本語リファレンスで確認してください。
追加関数
内部動作電圧取得 GetVapsData()
内部の動作している電圧を取得する関数です。あまり使うことはないと思いますが、この電圧が下がってくると、バッテリー残量少ないです。
電源ボタン取得 GetBtnPress()
電源ボタンの状態が取れるようになりました!
これで3ボタン使えるので、リモコン系を作るときには便利ですね。
ただし、ボタンの状態じゃなくって、1秒以下のクリックか、1秒以上ボタンを押していたってイベントだけ取得できます。
低電圧状態チェック GetWarningLeve()
APS電圧が約3.4V以下になっていると1が戻ってきます。低電圧になったら警告を出すなどの場合に利用します。
スリープ状態に移行 SetSleep()
CPUのスリープじゃなくって、画面とか外部装置のスリープです。電源ボタンを1秒以下でクリックすると復帰します。
未操作が続いたら画面を消すとかに使えるのかな?
ライトスリープ状態に移行 LightSleep()
内部でSetSleep()で外部装置をスリープしてからESP32のライトスリープ状態に入ります。タイマーをセットするとその秒数経過すると復帰します。
ただし、SetSleep()で電源ボタンを押すと画面だけ復帰して、CPUはスリープ状態のままなので、操作する人が混乱しないように設計したほうがいいと思います。
ディープスリープ状態に移行 DeepSleep()
こちらも、内部でSetSleep()で外部装置をスリープしてからESP32のディープスリープ状態に移行します。
こちらも電源ボタンを押すと画面が復帰しますが、ディープスリープタイマーが来ると再起動するので、使い方に気をつけましょう。
まとめ
使えるボタンが増えたのが非常に嬉しいです。日本語リファレンスはちょっとずつ更新していますが、まだまだ足りない項目がたくさん残っています。
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