概要
リチウムイオン電池は爆発する危険があるので、個人ではなかなか利用することができません。最近PSE付きで爆発しにくいリン酸鉄リチウム(LiFePO4)電池を発見したので紹介したいと思います。
製品
上記のセンサーライトにてリン酸鉄リチウム(LiFePO4)電池を利用していました。製品はライトの数が1灯か2灯かで中身はそれほど変わらないと思います。
また、こちらの製品には専用のソーラーパネルがあり、内蔵電池を充電できるようになっています。
電池単品での販売もされています。
購入物

ライト本体の他にソーラーパネルと、追加用電池を購入しました。電池は本体の中にも2本あるので本当は買う必要はありません。
ライト本体

下に人感センサーがあり、本体に18650電池を2本いれることが可能です。下に出ているコードがソーラーパネル用のコネクタになります。

裏側はこんな感じです。

固定用の金具も付属しています。

そしてUSBからの充電器も付属しています。この充電器のみでの販売はありませんので、手に入れるためにはライト本体を購入する必要があります。

こんな感じで2本同時に充電可能です。ライトは充電式の電池をたまに取り出して充電するか、別売りのソーラーパネルを利用して充電間隔を伸ばすかみたいな商品設計になっています。日のあたりがよい場所であればおそらくソーラーパネルのみでの運用もできそうですね。
ちなみにライト本体には電池も2本付属していますので、別売りの電池を購入する必要はありません。今回は電池自体が目的だったので追加購入をしています。
追加電池

左側が追加で購入した電池で、右側がライト本体に付属している電池になります。追加購入の方はケースに入っていないのがちょっと残念ですね。

この電池の特徴としてはPSEを取得している事との他に、JBRCでの回収ができることです。
上記に回収可能な場所が検索できますがイオンやビックカメラなどの店頭で回収してくれます。PSEとリサイクルマークが書いてあってもJBRCの会員でないと本来は回収できないのですが、18650電池でJBRC会員企業のものはほぼないと思います。
ソーラーパネル

右側がソーラーパネルになります。こちらもライト本体と同じ固定金具が付属していました。

上記に仕様がありますが、出力が3.65V/250mAとかなり変わった電圧です。リン酸鉄リチウム(LiFePO4)の充電電圧が直接出てくる仕様となっています。普通は5Vとか6Vとかで本体側で制御していますが、ライト本体には充電回路が入っておらず、ソーラーパネル側に内蔵されている気がします。

ソーラーパネル側のコネクタです。2ピンでガイドがあるタイプですね。14mmぐらいでした。

ライト側と接続したところです。屋外向けなので防水タイプですね。このタイプのコネクタがまだ入手できていませんので、今後入手してみたいと思います。

ライト側の端子はこんな感じです。ピン間は5mmで、内径が10.4mmぐらいでした。
まとめ
いろいろ購入をして準備中なのですが、まずは純正品の紹介のみをしたいと思います。この電池はライトの付属品であり、交換用のものが別売りされているものです。そのため単体で利用することはあまり想定していないはずですのでご注意ください。
また、通常のリチウムイオン電池用の充電器では電圧が違うため充電ができません。ライト付属の充電器を使う必要があるのが注意点となります。
リン酸鉄リチウム(LiFePO4)用の充電器はいくつかあるので、今後紹介をしたいと思いますがそのまま充電をすると3.7V用のリチウムイオン電池用の充電モードになり、3.2Vのリン酸鉄リチウム(LiFePO4)だと充電しすぎになるので注意が必要です。
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