書籍「ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略」読んでみた

書籍感想

気になる本を見つけたので購入して読んでみました。もともとはラズパイマガジンに連載したものを編集し直したもののようです。

これはラズパイと書いてありますが、ほぼすべてのマイコン入門者向けに役にたつ書籍です。逆にあまりラズパイ感がないです。。。

内容的には基礎的な外付けデバイスの原理と実際の使い方の解説になります。使い方だけ書いてある本はありますが、細かい原理から丁寧に解説してあり、ハマりがちな項目についてもちゃんとケアしてあります。

内容的には素晴らしいです。こんな内容書きたいなって思っていたところでした。

ただ内容的にラズパイ向けなので、内蔵ADCがありません。SPI接続のADCを使っている関係で、チープな内蔵ADCに対する記述がないのがちょっと残念ですが仕方がありません。

この本は3冊目におすすめな本です。

1冊目はたとえば上記のような最初にプログラムを触る人向けの本はどうでしょう!(えっ

2冊目はもう少し方向性を決めた本で、3冊目にちゃんと仕組みを理解するってのがおすすめです。

私自身はラズパイをZERO Wしかもっていないので、ほぼラズパイ部分の解析が必要なかったのですがこの本は本当に必要な情報が多いので、初心者のうちに読んでおくと良かったなと思っています。もう少しこの本が早く発行していれば自分の本でも紹介したかった。。。

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