概要
M5Stackなどの電子工作で利用できそうなLEGOブロックの情報をまとめてみました。
LEOGの種類
LEGOにも何個か種類があるので解説したいと思います。
デュプロ
大きなブロックのシリーズです。このシリーズはなかなか電子工作では使いにくいと思います。
クラシック
普通のレゴブロックです。通常LEGOというとこれになると思いますが、ケースにつかったり情景にLEDを仕込んだりとレゴが主となる使い方が多いです。
テクニック
動きがあるレゴを組み立てるときに使うシリーズです。ちょっと高いですが、モーターなどもありますのでこれだけでもかなりのものを作ることができます。
LEGOのプログラム教室とかは、テクニックの教育用セットを使っている場合がほとんどだと思います。
- 正規販売代理店のご紹介(LEGO)
こちらのレゴ® エデュケーションシリーズは上記の取扱店でないと基本は購入できないのでAmazonとかだと正規代理店ではなくて並行品とかの可能性があります。ただモノタロウとか結構品揃えが良かったです。
電子工作で使い易いのはテクニックのシリーズになります。ただ、テクニックはエデュケーションの高いセット以外はクラシックの黄箱みたいな自由に組むセットはなく、ほしいパーツが入っているキットをバラして使うのが基本となります。
購入場所
正規品取扱店
エデュケーションは正規店が少ないので、オンラインストアがある場所も限定されます。とはいえ、Amazonとかでも正規品経由の商品が購入できるはずです。
AliExpressとかの互換品
上記で購入してみましたが、試してみるのはいいと思います。ただし正規品を購入した場合には互換品を混ぜないようにしてください。やっぱり正規品はよくできていると思います。
小売業者
正規品のレゴを購入して、バラして部品単位で販売している業者があります。国内でも何社かあって、送料が高いのでメール便対応してくれるところが便利です。
レゴブロック販売「ブリッカーズ」
いろいろありますが、利用したことがあるのが上記です。ブロックの種類ごとに店によって価格は違うので送料含めて比べてみるのがいいと思います。あとは特殊なパーツは国内だとあまりなかったりします。
BrickLink
なんと、レゴが運営するブロックの販売モールです。もともとは勝手に作っていたのですが、現在はレゴが買収してオフィシャルになっています。ここではいろいろな業者がブロックを販売しています。あとは世界中の業者があるので、基本的には中国のお店から購入したほうが送料は安くなります。

今回購入してみましたが、複数の商品を同時に取り扱っていて、一番安いところを探すのはちょっと面倒でした。とくに一番上のマゼンタの商品がレアになります。400元に送料60元で1万円弱になりました。関税はかからないはずですが、消費税かかると面倒なので1万円以下におさえました。
おすすめブロック
65817 Technic, Liftarm, Modified Frame Thick 11 x 15 Grille Center (Maker Plate)


こちらはRaspberry Piなどの基板を固定するためのフレームになります。
製品的には上記に1枚だけ入っているものになります。これもととも99ドルの製品なんですが、国内だと2万円ぐらいになりますね。。。
去年発売された製品で、プライム 拡張セットでも古いバージョンの45680もあるので注意してください。
39369 Technic, Panel Plate 11 x 19 x 1


これは一番好きなパネルでとにかくいろいろ固定しやすいです。

特にM5Stack製品との相性が抜群です。
64179 Technic, Liftarm, Modified Frame Thick 5 x 7 Open Center

こちらはオープンセンターと呼ばれるフレームです。これはAliExpressで大量に購入してもっています。横に連結できるので、好きなサイズに拡張可能です。
固定にはベグも必要になるので、大量に持っていると便利なブロックとなります。
番外編
三脚の固定
テクニックのベグを固定する穴はネジを切れば三脚で使えるようになります。結構便利なので最終的な固定方法に困ったときに使ってみてください。
Seeed Grove Wrapper
Grove用のWrapperを使うことで基板などをクラシックのレゴブロックや、テクニックに固定することも可能です。
サーボ・モーター
M5Stack社のサーボも固定できますが、GeekServoと呼ばれるサーボも便利です。両方あるのですが、すぐには取り出せないので後日更新します。レゴ純正品もありますが、非常に高いので結構使いにくいです。
LED
チップLEDに、ほそーいワイヤーを接続してレゴブロックに組み込んで光らせるとかする手法があります。非常に電子工作向けですが国内ではあまりやっている人は少ない気がします。
AliExpressとかだと加工済みLEDブロックとかが販売されています。
まとめ
上記などを購入して、レゴ純正のみで構築するのが王道なのですがなかなかいい値段するので電子工作メインですと便利なブロックだけ利用して、細かい制御は自前でやったほうが安くはなると思います。
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