PSEマーク付き18650電池 BLUEDOT BMB-18650N26

概要

18650電池を利用する機材を購入したのですが、家に手頃な18650電池がなかったので購入しました。

18650電池とは?

この数字は電池の大きさを表す数値で、直径18ミリで長さが650ミリの電池になります。汎用電池で、ノートパソコンのバッテリーなどに組み合わせて使われています。最近だとモバイルバッテリーにもよく入っています。

特徴として、汎用品なので比較的安価です。普通の電池と比べて3.7Vなので高圧で、比較的電流を流しても大丈夫な電池です。この電池を直列にして必要な電圧を作っていたりします。

実際よく使われているのですが、店舗で売っているのを見たことある人はほとんどいないはずです。もともと複数の電池と制御回路を組み合わせてバッテリーパックを作る材料として設計されています。

このバッテリーは実は取り扱いが難しく、発火する危険があるので国内でかなりの数が製造されていますが、小売は基本していないはずです。

BLUEDOT BMB-18650N26

  • https://www.bluedot.co.jp/products/bmb-18650n26/

購入したのは上記の商品です。現在は公式サイトでの直販しかしていないのかな。2本で送料込みの1,280円でした。

こんな感じのプラケースに入ってゆうパケットとかで到着します。

中身はこんな感じで2600mAhの18650電池が2本はいっています。容量的にはちょっとものたりないですが、日本で購入できるもので容量が正しいものは非常に少ないです。ものすごく高い電池だと3000mAh以上もありますが、なかなか手に入りません。Amazonとかで適当なのを購入すると1500mAh前後だったりもします。

裏側です。

この電池のすごいところ

この電池は普通の18650電池になります。普通の18650電池には保護回路がついていません。この電池は充電しすぎたりすると爆発する危険があるので保護回路をつける必要があります。

最近良く見る上記のような扇風機などに18650電池が使われています。基本的には機械の方に保護回路が入っているのですが、18650は保護回路と分離しないで使うのが本当の使い方でした。

昔は保護回路無しの18650電池でPSEマークをとっていたものはなかったと思うのですが、この電池はPSEマークを取得しています。充電式リチウムイオン電池を国内で販売するためにはPSEマークが必須なので、ないとおかしいのですがAmazonとかはね。。。

ちなみにヨドバシカメラさんでも18650電池は品揃えが怪しいです。

「メーカの純正バッテリーであり、日本国内の技適も取得しており、安心してお買い求めください。」ってPSEじゃなくて技適なの?

保護回路について

この18650電池は保護回路が入っていない、生セルと呼ばれる電池です。しかし18650電池に小型の保護回路を内蔵している電池も存在しています。

たとえば、上記なんかが有名ですがPSE付きで保護回路もついています。これでいいじゃんって思うのですが、直径18.70mm ±0.25mm × 長さ69mm ±0.85mmです。18650じゃなくて18690ですね。保護回路が入った関係で長さが伸びちゃうんですよね。これだと4ミリ伸びています。機材によるんですが、電池ってバネがはいっていると思うんですが4ミリも伸びてしまうと入らないか、いれると取れなくなるぐらいパンパンになります。

あらかじめ保護回路付き18650電池が入るように設計している機材以外には使えないと思ったほうがいいです。設計で電池ホルダーのスプリングを長くすると普通の18650電池を入れたときにゆるくなっちゃうと思うんですよね。なかなか難しい。。。

USB充電のできる保護回路付き18650電池

  • BMB-18650U26

ちなみに同じシリーズで、マイクロUSB端子が電池についていて、USBで充電できる電池も販売しています。こちらもPSEマークがついており、保護回路も内蔵しているので非常におすすめです。

とはいえ、4.5mm長いです。。。短い18650電池に保護回路つけて18650電池のサイズにしてくれると嬉しいのですが、汎用品なので特注のサイズが作れないんでしょうね。。。

容量を計測してみた

こーんな感じでまずは放電させます。一番右側が本当は充電器なんですが、右側に電池をセットするとモバイルバッテリーとして利用することもできます。

上記みたいなやつですね。18650電池は充電に気をつける必要があるので、扇風機とかの安い制御回路が入っているやつで充電するのではなく、上記のような専用充電器で充電したほうが安心だと思います。そんなに高くもないですしね。

真ん中にあるのがUSBテスターです。最近購入したので使ってみました。

一番左にあるのがUSBの電子負荷装置です。これのボリュームを操作して、USBテスターの電流値を見て出力を操作します。あまり流しすぎるとバッテリーに負荷をかけるので0.5Aぐらいでゆっくり放電させました。

しかーし、やっぱりUSBコネクタが逆さになるのが面倒で、他のUSBテスターを引っ張り出してみました。。。

空にしたあとに充電します。この充電器は電池容量を計測しながら充電できるのです。結果は2571mAhと若干スペックより低かったです。まあこんなもんだと思います。。。

充電池は基本何度か放電してから充電をしないと実力がでないとも言われているので、適当に放電させてから充電してこれぐらいの数値であれば問題ないと思います。

まとめ

電池を使いたい機材はまだ中国ですが、電池だけ先に準備しておきました。18650電池はPSE付きは少ないのでこれはおすすめです。個人的にはあまり18650電池使いたくないですが、まあ機材に依存しますもんね。。。

充電容量のわかる充電器はできれば購入しておいたほうがいいと思います。粗悪品の18650電池は排除しておいたほうが安心できると思います!

M5Stackさんでも18650や、上記などの一回り小さい16340電池を使った製品を出しています。ただ中国メーカーの製品は充電回路が弱かったりするので、やっぱり専用充電器で充電したほうがいいと思います。。。

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