概要
最近USB関連の機材を増やしていますが、検証用に電子負荷装置も購入してみました。
電子負荷とは?

上記が実際の機材です。大型のものもありますが、私が使っているのはUSB用の小型の機材になります。USB端子からの電源の性能等を測定する場合や、バッテリーなどの性能測定などに使われます。
内部構造は、USB端子から電源を受けて、指定した電流を流してくれます。流れた電力は熱に変換しているので、ファンが付いているものが多いです。
モバイルバッテリーやチャージャーに接続して、負荷をかけた場合に電圧低下がどれぐらい起こるかや、保護や自動シャットダウンが動く電流値を確認することができます。あとはバッテリーを放電させることや、ソーラー充電の能力もある程度わかります。
小さい機材(15W)
これはもともと利用していた機材です。AliExpressだと500円前後だと思います。シンプルでUSBに接続して、ボリュームで電流を制御します。これ自体には電流計はありませんので、他のUSBテスターに接続する形で利用します。
非常にシンプルで使いやすく、15Wまでですので5Vで3Aまで流すことができます。通常はこれで大丈夫なのですが、これ自体を動かす電力が必要なので、ボリュームを0にしても若干電力が流れてしまいます。
大きい機材(35W)
おそらく上記の製品になります。
私が購入したのは上記のもので1,000円弱でした。
小さい方は5V以上も使えるはずですが、ちょっと怖いのでもう少しちゃんとしたもので、USB PDやQCなどの20Vぐらいまでの電圧を使えるものとして購入しました。
私が購入したのは、機材自体の電源は別に必要なタイプです。ちょっと不便なのですが、本体利用分の電源は外部からで、測定対象の電源は純粋に負荷装置のみに流れる構造になっています。あとは、USB端子のみじゃなくて、DC端子がついているモデルを購入しました。
この辺は好みの問題なので、上記の外部電源必要ないタイプの方が使いやすい気がします。。。
更に大きい機材(150W)
このサイズになると確実に外部電源が必要になります。USB経由ではなく、アダプタが必要ですね。AliExpressからだとちょっと手を出しにくいタイプになります。
また、AliExpressだとこれの画面が液晶になっている、もう少しかっこいいモデルが主流です。しかしながらWi-Fiが内蔵されているので、技適の問題で日本では利用できません。購入する場合にはそのへんも注意したほうがいいと思います。
従来型(35W)
一般的には上記の負荷装置が有名だと思います。やっていることは同じですね。ただしDC端子しかないのでUSBを接続するのはちょっと面倒です。
ちゃんとした機材
もちろんちゃんとした機材もあります。とはいえ、趣味では使いませんよね?
まとめ
んー、35Wのを購入してみましたが外部電源が必要なのが面倒です。
上記のテスターと一緒に使う事が多くて、これにも通信用のUSBケーブル使うのでUSBポートが、、、普段は2Aぐらいまでしか流さないと思うので15Wの小さいやつをメインで使っていくんだと思います(笑)
安いのでいいので、1つ持っておくといいかなーって負荷装置の紹介でした。
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