概要
VISAでSCPI通信ができる機材を探しているのですが、予算的に中古になります。古い機材はRS232CかGPIBのみの場合が多いのでGPIBをUSB経由で利用できるGPIB-USB-HS+を購入してみました。
GPIBとは?

ブログを書いてから公開までの間に上記の記事がでていました。消え去ったI/Fです、、、

ちなみに高価なUSB変換ケーブルとしては上記のADAPTECさんのSCSIケーブルも保有していますが、デバイス自体は一台も持っていませんのでまったく使っていません。
製品
上記の製品で定価千ドルぐらいです。とてもじゃないですが新品では購入できないので未確認の中古品に手を出してみました。たぶん壊れるタイプの製品じゃないので賭けでしたが動いたのでほっとしました。

ちなみにこんな感じで届きまして、なんと単品ではなく付属品としてこのケーブルがありました。そして本体にはこのケーブルが使えません。絶対にセットとしては違うのですがなぜかセットで販売されていました。
ちょうど本体も欲しくて、この付属ケーブルも欲しかったので少し高かったのですがいい買い物ができました。
ドライバー
上記のページからダウンロード可能です。

ケーブル自体はものすごく定番製品のため、上記のようにRaspberry Piで動かすことも可能なようでした。
動かしてみる

使い勝手がよくわかっていません。まずはNI MAXで動かしてみました。ちゃんとKENWOODの安定化電源が繋がっているのが見えました。

しかし、VISAテストパネルは開けません。

計測器と通信をするからだとコマンドの送受信ができました。ここでメインスイッチのオンオフを試したら動きましたのでまずは動作確認を終了します。
ただ基本的にこの機材はUSB接続できる機材なので、GPIBよりUSBの方が楽なんですよね。。。
まとめ
あまり使うことがないと思いますがGPIB接続が可能になりましたので、ちょっとレアな中古機材とかにも手を出せるようになりました。基本はUSB接続可能なものを選択しているのですが、ちょっと古くて特殊な機材はGPIBのみだったりします。
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