概要
電子工作で電波時計の受信をしたいと思ったのですが、なかなかバーアンテナが手に入りません!
- 電波時計モジュール★40/60KHz★ [D606C](aitendo)
おそらく上記が一番手に入りやすい商品ですが税別950円と結構高いですよね。そこで部品取りができる時計を探してみました!
商品

千円以下で何個かあったのですが、分解しやすそうで過去型番の事例があったMAGのT-692にしてみました。カシオとかだと受信モジュールが一体化している事例もあるようです。

大きさはこれぐらいです。割と標準的な小型目覚まし時計の大きさかな?

上のボタンを押すと画面が青く光ります。ちょっと上から見ないと液晶が見にくい感じです。

分解してみました。ネジ4本でかんたんに分解できます。

これがJJYのモジュールかな? GE11-670R5と2017-6-20というのが書かれています。

バーアンテナです。裏側の上部についています。アラーム用のスピーカーも見えています。

基板全体です。

基板の右側アップ。右上の部品が温度計のサーミスタかな?

基板の左側アップ。

基板にはKB-1011A-4 V1.2と20180-10-15が書いてありました。
JJY基板の配線確認
- 電波時計の分解(Y.Senta’s Home page)
- 電波時計を分解・解析してみる(電子工作の妄想)
上記のサイトを参考にすると、以下の配線ではないかと思います。
| シルク | 機能 | 備考 |
| V | VCC | 電源1.5V |
| G | GND | GND |
| P | PON | Power ON、LOWでアクティブ |
| T | TCO | ポジティブ信号出力 |
| F | 60/40 | HIGH:40Hz, LOW:60Hz |
実際のところは試していないのでわかりません。。。なぜなら、部品取りができる時計として普段使いに使っています(笑)
電波時計の合わせ方
- ESP32 (M5Stick-C) で電波時計を合わせよう(Okiraku Programming)
上記のブログに、M5StickCのLEDを光らせることでJJY信号を発生させて、電波時計の時間同期を行うスケッチが公開されています!
本当はアンテナを使ったほうが距離が伸びるのですが、電波法とかいろいろ面倒ですもんね。

ただし、アンテナを使っていないので、結構近づけないと同期しませんでした。時計を倒して、上記のように時計のバーアンテナの近くに近づけると同期しました。

M5Stackをお持ちの人であれば、上記のように台にすることで時計の表示を見ながら動機をさせることが可能です。
時計によってアンテナの位置は違うので、受信中の感度表示などをみながら場所を変えつつチャレンジすると同期できると思います。
まとめ
JJYの受信は今すぐには必要ないので時計が壊れたら、分解してバーアンテナと受信モジュールを取り出したいと思います。。。
ブログのネタがなくなったら、ロジアナでも接続して信号を確認してみようかな、、、









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