概要
TTGOのT-Watchが技適取得していましたので、商品を調べてみました。
該当技適
OK, thank you for your reminder, we will do this.
— Lilygo (@lilygo9) March 5, 2020
T-WATCH-K210 will take some time. pic.twitter.com/rrNGRwqb22
この技適は新着チェックで見ていた気がしましたが、スルーしていました。中国の会社は社名とブランド名が違うのでLILYGOとは気が付きませんでした。
ちなみにT-Watchは技適はとっていますが、FCCはとっていません。変わっていますよね。。。とはいえBay Area Compliance Laboratories Corpで取得しているので、FCCも取ろうと思えばすぐ取得できるはずです。
FCCだと、上記で確認できてESP32モジュールかな? こちらは逆にFCCだけで技適は取得していません。
T-WATCH with TELEC certification.😊😊 pic.twitter.com/zyublsHms7
— Lilygo (@lilygo9) December 12, 2019
こんな感じで日本向けだけ?にシール貼るのかな?
外箱に印刷してもらったほうがきれいでいいですよね。。。あと、現在販売している商品に技適シールがはられているかはわかりませんので、ご注意ください。
T-Watchとは?
T-WATCH Japanese Basic Programming kit is ready.MIC:211-191209! pic.twitter.com/vBXTGVJbJK
— Lilygo (@lilygo9) March 4, 2020
四角いケースに入っているもので、タッチパネル付きの液晶モデルと、無しの液晶モデルがあります。
特徴としては、拡張ボードをケールの中に内蔵することができます。結構いろいろなボードが販売されています。
T-Wristbandとは?
プログラミングできるスマートバンド「LILYGO TTGO T-Wristband」が18ドル(約2,000円)で販売開始
— デイリーガジェット (@daily_gadget_jp) January 1, 2020
9軸のモーションセンサやBluetooth、Wi-Fi、0.96インチのIPS液晶などが搭載されていますので、それを制御することで様々な機能を実装可能
楽しそう!https://t.co/qeTdMgC6E5
少し前に話題になりましたが、こちらの腕時計はT-Wristbandで技適は取得していません。
T-Watch K210とは?
AIOT T-Watch K210 pic.twitter.com/mXdfxkDV3P
— Lilygo (@lilygo9) February 22, 2020
最近発表されたのがT-Watch K210です。こちらはカメラとAI用のチップを内蔵しているのが特徴です。技適は現在未取得で、もう少し時間がかかりそうです。
シリーズ一覧
| T-Watch | T-Watch-N | T-Wristband | T-Watch-K210 | |
| Main Chip | ESP32 | ESP32 | ESP32-PICO-D4 | K210 + 無線用(ESP32-PICO-D4) |
| Flash | 16MB | 16MB | 4MB | 16MB |
| PSRAM | 8MB | 8MB | ー | 8MB |
| IMU | BMA423 | BMA423 | MPU9250 | MPU6050 |
| 軸数 | 3 | 3 | 6 | 6 |
| RTC | PCF8563 | PCF8563 | PCF8563 | PCF8563 |
| Battery | 有? | 有? | 80mA | 有? |
| 液晶 | 1.54インチ | 1.54インチ | 0.96インチ | 1.54インチ |
| タッチ | 有 | 無 | 無 | 有 |
| SD | モジュール依存 | モジュール依存 | 無 | 有 |
| Weight | 43.19g | 43.19g | 30g | 60g |
| SHOP | AliExpress | AliExpress | AliExpress | AliExpress |
T-Watchがメインで、タッチパネル無しのT-Watch-Nがあります。この2つはESP32ベースです。こっちの2つはおそらく技適は共通だと思います。
ESP32-PICO-D4を使っているのがT-Wristbandです。PICOは小さいのですが、技適を個別に取得する必要があるので厄介そうです。
T-Watch-K210はK210をメインチップとして利用して、無線用としてESP32-PICO-D4を使っています。フラッシュが16MBですのでM5StickVやUnitVのようにSDカードとの相性問題はないのかな?
バッテリーがおそらくついていると思うのですが、明確な記述はありません。M5Stack社もそうなんですが、途中で容量が変わったりするので書いていないと思うのですが、書いてほしいですよね。
SDカードは本体側じゃなくて、モジュール側に搭載しているので、利用するモジュールによって使えるかが決まるので注意してください。
T-WatchのCore Board
- https://github.com/Xinyuan-LilyGO/TTGO_TWatch_Library
- https://t-watch-document-en.readthedocs.io/en/latest/introduction/index.html
上記にまとまった資料がありました。ボード単体でも購入できますが、本体とセットになっている商品もあります。
LoRaとかSIMとかの無線系は日本では使えないので注意してください。Carという、車になるボードとボトムセットとかは楽しそうですね。
スタンダードコアボードにはスピーカーも内蔵しています。
モジュール
T-Watchには4線式の端子があり、ケーブルでセンサーなどのモジュールを接続することができます。Grove端子ではない独自端子かな?
いろいろありますね。モジュールをセットにして、日本語マニュアルをつけたキットをいま準備中みたいです。
まとめ
まだちょっと謎なことが多いです。技適取得しているのですが、本当に製品に技適表示がされているかはわからないので、注意してください。
日本向けキットを準備しているようですので、もう少したてば整理されてくると思います。本当は全部の箱に印刷してくれるのが安心ですね。本体にシールは日本向けだけに貼るとなると、はられていない商品が届く可能性があり、ちょっと不安です。
もうちょっと情報を集めて続報を伝えたいと思います。



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