Hanktek MPO6084D 据え置き型MSOオシロスコープ購入

概要

かなり前に購入していましたが、使ってからレビューをしようと思っているうちに時間が経過してしまいました。アナログ4ch+デジタル16chのMSOオシロスコープになります。日本では販売していないモデルですが非常にコスパが高いです。

製品

上記記事の最後に書いてあったオシロスコープになります。

公式ページは上記になります。モデルは80MHz、100MHz、200MHzの3つの周波数とノーマル、任意波形発生器付き、任意波形発生器+16chのデジタルチャネルの3パターンで、全9バリエーションがあります。

今回買ったのは80MHzの任意波形発生器+16chのデジタルチャネルモデルになります。これハードウエア同じで、利用するチャンネル数が増えると帯域も落ちていくタイプの機材なので一番安い80MHzにしました。アナログ4ChのMSOは使ってみたかったのですが、、、

実はこの後にもっと性能がいいオシロスコープを購入してしまいました。。。

レビュー

こんな感じで純正ダンボールに入ってやってきました。今回はAliExpressで購入しています。

ちょっと潰れていましたが、中身は大丈夫でした。

中身はこんな漢字です。一通り入っていますね。

本体裏にはUSBとLANがあります。こちらはWi-Fiモデルは中国国内向けの学校用モデルのみで、一般販売はしていないようです。

机に設置しました。やっぱり机にオシロスコープがあるのは便利です。USBタイプはアプリを立ち上げる手間があるのですが、スイッチぽちで起動するほうがちょっとしたときに使いやすいですね。

USB接続することで専用アプリでコントロールすることができます。ただし、、、このアプリは使いにくいですね。これを使うんだったら直接本体を操作したほうが良さそうです。もしくは最初からUSBタイプがいいですね。

最近のオシロスコープなのでUARTとかもデコードできます。ただし、32Kptでないとデコードしてくれないので、ちょっと長めのデータを取得していると使えません。ONにしようとするとエラーになるのですが、メニューから変更してから再度デコード設定をONにする必要があります。強制的に32Kに変更してくれてもいいのに。。。

まとめ

LAN経由でも利用することができますが、若干動作が不安定な気がします。現状は据え置き型のオシロスコープとして利用していますがかなり満足です。

ただロジックアナライザとしてはもう少し使いやすい機材もっているので、普通のオシロスコープとしての出番になりそうです。まず信号を確認するときにはこの機材で確認をして、波形などもUSBメモリに保存して使っています。

UARTのデコードなどをする場合にはトリガーがかかった瞬間しか画面に表示されないので、PicoScopeを使っています。

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ただ性能的には2chの20MHzの上記モデルでも問題なかった気がします。。。4chを購入しましたが、プローブはまだ2つしか開封していませんし、ロジックアナライザもいろいろ持っているのでオーバースペックだった気がします。とはいえ、本体500ドル+送料8,000円ぐらいと破格の価格でした。

とはいえ、やっぱり低価格モデルなのでノブとかは少し安っぽいです。本体の操作はちょっと面倒なところがあったりしますが基本的な操作には問題がなかったりします。航空機などで使われるAC115V 400Hzでも使えるので、それなりに実績があるところが作っているモデルだと思われます。

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