FreeNASのブートドライブが死んだ+13.0にアップ

概要

4年前に導入した自宅NASサーバーのブートドライブが壊れましたので交換しましたが新規インストールが吉だったです。そしてバージョンも12.0から13.0にアップしました。

ディスク障害

ブートドライブは16GBのUSBメモリで実行していました。今はSSD推奨でUSBドライブは非推奨になったのですが、当時はUSBメモリでも大丈夫でした。

一応2つのUSBメモリをミラーリングして使っていたのですが、メインのドライブがリードオンリーになる故障でした。ミラーリングあるので新しいUSBメモリをさしてから、復旧をすればよいと思ったのですがうまく動かない!

見た目上はアラートが無くなるのですが、再起動すると起動に失敗します。どうやらさし込む場所で認識される場所が変わって、どこにUSBポートにさすのかが重要なようでした。Webで検索したところ、古いドライブは捨てて新規インストールしろとの記事ばかり出てきました。。。

新規インストールで復帰

結局本体にささっていたUSBメモリを全部抜いてから、新しいUSBメモリに新規インストールを実施しました。

FreeNASは設定ファイルにパスワードを含めて保存することができます。この設定ファイルを新規インストール直後に読み込ませることで環境を復旧することができます。

実際のデータは別ドライブのZFSなのでブートドライブはあまり重要ではないようです。調子が悪いお思ったら即設定ファイルを保存しましょう。できればバージョンアップなどの際に定期的に保存しておくと安心です。

ファイルがなくなった!

一見うまく環境が復帰したと思ったのですが、一部のファイルがありません。どうやら/mnt以下はZFSですが/rootなどはブートドライブに保存されます。そしてバックアップ系のスクリプトを/rootに保存していたので消えてなくなりました。

その手のファイルもバックアップで保存しておくか、最初から/mnt配下に保存しましょう!

バージョンアップ

ブートドライブの障害に前後してバージョンを12.0から13.0にアップしています。実際何が変わったのかわかりません。使いやすさを考えるとFreeBSDベースのTrueNAS COREから、DebianベースのTrueNAS SCALEに乗せ換えてもいいのかもしれません。

とはいえ、すでに4年経過しているシステムで、自宅内のファイルバックアップサーバーにしか使っていないのでこのまま使う予定です。次はTrueNAS SCALEにするかもしれませんが、現状のところNASサーバーとして使いやすそうなパソコンってあまりないんですよね。

まとめ

TrueNASはおかしくなったらすぐに設定ファイルだけ保存しておきましょう!

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