ATOM Printerを買った

概要

先日発売されたATOM Printerを購入して、いろいろ触ってみたので紹介したいと思います。商品自体は開発途中のものが公開されており、販売まで結構時間がかかった商品となりますが中身的にはよくある構成にまとまっています。

商品

現在は日本での販売はまだのようです。スイッチサイエンスさんで販売準備はしているようですので近日中に販売されるはずです。

プラケースにはいって届きます。

ケースから出します。ダンボールのケースにプリンタが入っている形になっています。

こんな感じでATOMも横に入っています。

電源は12V固定です。このプリンタ自体は5-9Vまでか12Vの2種類あります。一般的には5-9Vまでのがよく採用されますが、ACアダプタが入手しやすい12Vを今回選択したのかもしれません。

裏側にはコマンドが書いてあります。ただし、Bmpのところとか一部まちがっているコマンドがあります。。。3つ目の0x30の後ろにさらに0x30が来るはず!

本体を外してみました。ダンボールの箱を開けるときにはATOMを外しなさいと書いてあります。この基板で12Vから5Vに降圧してATOMに電源供給をしているようです。

こんな感じでプリンターが中に入っています。予備の用紙も入っていますね。このダンボールを作るのに手間取ったようです。

プリンタはTTL(UART)だけではなく、RS232とUSBにも対応しています。

蓋の部分を引き上げると用紙が入っているところがオープンします。

そのまま12Vのアダプタを接続すると上記のように印字されます。これはATOMがWi-Fiアクセスポイントになっており、接続することで印刷を試すことができるモードで最初に起動しています。

スマホなどでWi-Fiアクセスポイントに接続すると、自動で上記の画面が表示されます。ここでテキストなどをブラウザから入力して印字することができます。下の方にSSIDの設定があり、ここでSSIDの設定をすることで、家の中にあるWi-Fiアクセスポイントに接続して、インターネットから印字が可能です。

ただし、、、このブラウザ経由での印刷ができなくなります。ちょっと不便ですね。あとUIFlowモードとなっていますが、UIFlowから印刷できるのではなくMQTT経由での印刷になります。なのでMQTTが使える環境から印刷したいデータを投げ込めば印刷できるはずです。

ちなみに日本語もブラウザから印字できました。

プリンタ本体にあるボタンを押すと、フィーダーで紙がでてくるのですが、長押しすることでセルフテストが可能です。これによるとEM5820って型番ですね。

プリンタは2.5A必要で、1AのACアダプタを接続したところ、上記のように正常に印刷できませんでした。

応用

Adafruit Thermal Printer Library

いいところまでいきましたが、画像が印字されません。これは調べたところ画像系の印刷方法が4種類ぐらいあって、このプリンタで対応していない方式で印字しようとしているからでした。残念。

画像印刷

印字は可能ですが、デフォルトのライブラリでは対応していません。手元では改造しているものがあるのですが公式サンプルがライブラリ形式になっていないので、ライブラリ形式に修正したものをぷるリクエスとしていますので、それが取り込まれたら画像印字も修正依頼を投げてみたいと思います。

ちなみに画像データから印刷用データに変換するツールは作ってあります。

ただし、この手の安いプリンターでよくある黒が多い印字をすると白い線がでる症状がでてしまいました。

ウエイトを追加するなどすれば出ないのですが、印字の濃さとかスピードを触った方が良さそうです。

ACアダプタ

このプリンターセットにはACアダプタが付属していません。スイッチサイエンスさんはセットするか別売りで準備しているようですが、公式サイトから購入した場合には自分で揃える必要があります。

私が購入したのはこれです。2個セットなのですがもちろん1個で安いやつもあります。

これとかでも行けるのかな?

DC12Vで2.5A以上、5.5x 2.1mmでセンタープラスのものを購入すれば大丈夫のはずです。2Aまでは安いのですが、3A以上は結構高くなるんですよね。

用紙

私はこちらを使いました。本体付属のは結構硬いんですが、これは普通のレシートとかで使われている紙質です。11mと20mのものがあるのですが、20mのものだと直径が40mmになります。

スペックだと幅58mm、直径40mmまでなので20mも入るのかな?

まとめ

よくある構成ですが、非常に綺麗にまとまっています。反面ライブラリが用意されておらず、サンプルスケッチのみです。

ライブラリ形式に変更したものをPR中ですので、これが早く適応されると嬉しいな。

コメント

  1. chrmlinux より:

    こんばんわ
    以前ずいぶん前ですがハンディドットインパクトプリンタのドライバを書いた事があります
    仕様としては”A4印刷してくれ!他の奴に頼むと縮小しやがって…..”
    実装はまさに”目から鱗” なんですけど
    A4横を縦に6分割印刷してあとで貼り合わせるとか言う凄い事やってました
    縦方向はある意味無限に出せますもんねっ
    是非ライブラリとして実装してくださいませ

    • たなかまさゆき より:

      張り合わせるってすごいですね!
      プリンタの制御は結構単純なんですが、画像印刷を失敗すると無駄に紙が大量にでてくるので精神的にダメージを受けます(笑)

タイトルとURLをコピーしました