概要
前回のあとに追加で他のものを購入してみました。いろいろ見えてきたことがあるので、送料などの考えかたなどを紹介したいと思います。
送料について
最初の0.5キロまで | 追加0.5キロあたり | |
---|---|---|
菜鸟集运-空运-小型 | 37元 | 9元 |
菜鸟集运-空运-带电 | 60元 | 15元 |
菜鸟集运-空运-食品 | 69元 | 16元 |
菜鸟直邮-空运-小型 | 37元 | 12元 |
菜鸟集运-海运-小型 | 33元 | 8.5元 |
菜鸟集运-海运-带电/食品 | 50元 | 14元 |
菜鸟直邮-海运-小型 | 34元 | 8.5元 |
海と空の他に通常の小型、バッテリー系の带电と食品の区分がありました。そして困ったことにどれが带电になるのかは倉庫の届いてみないとわかりません。

たとえば上記のはんだペーストは带电扱いになります。

ほぼ同じ製品である上記は普通の小型扱いです。そして一つでも带电の製品が含まれていると同時に送付する商品が全部带电扱いとなります。
そして、パソコン版だと日本への送信確認画面でないと带电かの確認ができません。

スマホアプリの場合には比較的わかりやすい画面で確認が可能です。あとは带电かの確認は送付前にしかできないので、日本に送付してしまった場合どれが带电かを確認する方法はありません。

過去に带电になったものですが、上記のようなケースに入っていないUSBハブは带电扱いでした。

どう考えても怪しげな機材なども普通の小型だったので、バッテリーが内蔵していないケースに入ったものはわりと大丈夫のはずです。ただし、似たような機材で带电判定されたものがありましたので、倉庫に入ってきたときの担当者次第な気がします。一度带电で登録されてしまうとだめみたいでした。
带电対策としての分割送付
带电判定された商品がある場合には、全部を一括で送付すると全体の単価が上がってしまいます。そこで、带电の商品と小型の商品をわけて別々に送付することで送料を若干節約できる場合があります。
带电一括送料 | 分割合計送料 | 带电分 | 小型分 | |
---|---|---|---|---|
0.5キロまで | 60元 | 60元 | 60元 | |
1.0キロまで | 75元 | 97元 | 37元 | |
1.5キロまで | 90元 | 106元 | 46元 | |
2.0キロまで | 105元 | 115元 | 55元 | |
2.5キロまで | 120元 | 124元 | 64元 | |
3.0キロまで | 135元 | 133元 | 73元 | |
3.5キロまで | 150元 | 142元 | 82元 | |
4.0キロまで | 165元 | 151元 | 91元 | |
4.5キロまで | 180元 | 160元 | 100元 | |
5.0キロまで | 195元 | 169元 | 109元 |
带电の商品が小さく、それ以外の商品が重い場合には特に分割するメリットがでてきます。送料が150元を超えた場合には、带电のみとそれ以外で分割して送付した場合と、一括で送付した場合でどちらが安いのかを確認したほうがよいと思います。
消費税対策としての分割送付
カバンとか洋服とかではなく、電子機器の場合には関税がかからないと思います。ただし、送料を含めて1万6千円以上の場合には消費税がかかる場合があります。
消費税自体は仕方ないのですが、配達の業者への立替手数料が1,500円から2,000円程度かかる場合があり、届くまで時間がかかったりと支払いが面倒です。
そこで2万円ぐらいのものであれば1万円の荷物を2個に分割することで送料の初期費用として約千円が追加で必要になりますが、立替手数料より安くなるパターンがあります。
同じように带电と小型で分割した際に、小型が消費税ラインに近づいた場合には保険として带电の方に一部の商品を移動することで消費税の立替手数料を回避することが可能です。
基準額の1万6千円は購入時の為替ではなく、日本の税関を通ったときの為替となります。そして送料を含む金額なので少し余裕を持って発送をしたほうがよいと思います。
日本から購入できない製品
何個かひっかかりましたので共有します。
著作権的にグレーなもの
商品自体に問題がない場合でも、パッケージやチラシなどに猫型ロボットなどが書いてあったらNGです。日本で販売していそうなものでも倉庫のチェックは厳しいので注意してください。
また、マインクラフトのマグネットブロックのような一見大丈夫そうなものもNGでした。
インテルのSSD
なにが悪かったのかはわからないのですが、インテルのM.2接続のSSDはIP問題で倉庫でNGがでました。基本何個かの店で日本向けの発送ができないと書かれているものは倉庫でNGになる可能性が高いので注意が必要です。
書籍
これは微妙なのですが、一般的な店舗では海外向けの発送を禁止しています。一部の店舗では倉庫に発送可能なものもありますが、倉庫でNGになる可能性がありますし、そのまま届く可能性もあります。ちょっとギャンブル的な要素があるので気をつけましょう。
まとめ
あまりまとまった量を買わないのであれば带电などはあまり気にする必要がないと思います。目安として1万円以下であれば一括して全部送るのが楽だと思います。2万円近くなると消費税なども考慮して送付する必要があります。
そしていろいろ安い店があるのですが、探すのが面倒になって少し高くても安全そうな店でいいかなと思うようになりました。それでもLCSCよりはやすいんですよね。。。
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