概要
上記からの派生記事です。現状ZEROPLUSが廃番になりそうなので、比較的新しいDSLogic Plusも紹介したいと思います。
商品
基本的には150ドル前後の商品ですが、おおむね100ドル以下のものは型落ちのPlusではないやつなので注意してください。メモリ量が安いのは256Kbitsで、Plusが256Mbitsです。単位が違うので1000倍です!
この商品は元々キックスターターで開発していたもので、オープンソースのロジックアナライザです。Xilinx Spartan-6を使ってFPGAで作られているみたいです。アプリはsigrokをベースに作られています。
画面

こんな画面です。アプリは製品がなくてもインストールすることができます。デバイスがデモになっていますね。取り込みボタンを押すと適当な信号が画面に出力されます。

プロトコルのデコードは一番上固定みたいですね。sigrokがベースになっているのでsigrokを触ったことがあると、すぐに使えると思います。違いでわかりやすいのがサンプリング数から時間に変わっていますね。1MHzで取得した場合1MS/sみたいな指定だったのが1Sになっています。周波数を変えると対応する秒数に変わるので、こっちのほうが直感的かもしれませんね。
まとめ
全般的に非常にシンプルです。高い周波数で長めのキャプチャをする場合には便利だと思います。アプリの使い勝手はシンプルなので使いやすいですが、ちょっとごちゃごちゃしているかな?
機能的にはZEROPLUSに負けると思いますが、性能的には勝っています。動かないときに検証する機材というよりは、動いている既存のデバイスを分析するときの機材でしょうか?
とりあえず仕事で使わないのであれば、これとオシロスコープを別に買うか、Analog Discovery 2あたりを買うのがコスパ的にはいいのかな?
ただ自分で基板を作る人は、4チャンネルオシロスコープを使っている印象です。。。




















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