概要
日本未発売のユニットであるウエイトユニットを使ってみました。
商品

$3.39ですので400円弱の商品になります。おそらく日本未発売。これを使うためにはロードセルと呼ばれる部品が必要になります。代表的なのが上の写真の真ん中の部品と、4つセットで使う左側の部品です。
真ん中のは秋月さんだと上記みたいな商品で、540円ぐらい。
左側のは秋月さんだと上記みたいな商品で、1700円ぐらい。結構高いですね。。。
Amazonでもそんなに値段変わらないですね。最初から電子スケールのセットを買ったほうがいいのかもしれません、、、センサーも付いていますし、、、
使い方
M5StickCにはスケッチ例が入っていました。ライブラリのファイルをプロジェクトに含めているので、そのまま実行できます。「スケッチ例」→「M5StickC」→「Unit」→「WEIGHT」から開くことができます。
このライブラリはキャリブレーションをしていないので、あまり精度が高くないかもしれません。
他のライブラリを探す

使っているセンサーのHX711で検索したところ4つライブラリがありました。そのうち「HX711_ADC」はキャリブレーションに対応していました。
キャリブレーション
スケッチ例にある「Calibration」を開きます。
const int HX711_dout = 33; //mcu > HX711 dout pin const int HX711_sck = 32; //mcu > HX711 sck pin
使うピンの設定をします。I2CではないのでM5StackだとポートBに接続する必要があります。上記はM5StickCの例で32, 33に接続しています。

この状態で「シリアルモニタ」を開きながら実行します。するとロードセルに何も載せていない状態にしてから’t’をシリアルで送信しろと言われますので、’t’を上のテキストエリアに入れてから送信すると画面が進んでいきます。
次に重さがわかっているものをロードセルの上に載せてから、重量をシリアルモニタから再度送信します。
すると画面上にキャリブレーションに必要な数字が表示されますので、メモしておきます。
実際に測定する
「Read_1x_load_cell」などを開き、先程と同じくピンの設定をします。
calibrationValue = 696.0; // uncomment this if you want to set the calibration value in the sketch
上記の値を先程キャリブレーションした値に変更して実行します。
まとめ
これセンサーのHX711自体は非常に素直な動きをするのですが、ロードセルの固定をちゃんとしないとキレイなデータが取れません。
そして、AliExpressなどで購入できる安いロードセルは、おそらく検査ラインで弾かれたB級品です、、、
ちなみに、上記にM5StickCとウエイトユニット、ロードセルとケースのセットが$29.95で販売されています。結構高いですよね、、、つまりそこそこお金をかけないとちゃんと測定できません!
そんなこともあって、日本未発売なのかもしれません。























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