FNIRSI DSO-TC3 オシロスコープ、DDS、トランジスタテスター

概要

またまた、オシロスコープを購入してしまいました。ポータブルのを持っていなかったのでバッテリー内蔵のこちらを入手。

製品

GHDVOP DSO-TC3 オシロスコープ 3in1計測器 500kHz帯域幅 10MS/s サンプルレート対応 ダイオード ハンドヘルドデジタルオシロスコープ トランジスタテスター 高分解能デジタルマルチメーター 信号発生器 ポータブル バックライト付き 日本語取扱説明書対応
GHDVOP
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【3 In 1機能&デジタルオシロスコープ機能】デジタルオシロスコープ、トランジスタテスター、シグナルジェネレーターの機能を1台に統合した独創的な製品です。10MS/s の実時間サンプリング率および 500Khz の帯域幅を使って。400Vの電圧信号の最大測定に対応。完全なトリガー機能(自動、単一、規則的な)付き。AUTOボタン搭載で、面倒な調整なしで測定波形を表示できます

製品は付属品の違いで2種類あります。プローブの有無で、上記はついているタイプです。

DSO-TC3 3in1 オシロスコープ デジタルマルチメーター テスター 信号発生器 ポータブル ハンドヘルド オシロスコープ 500kHz 帯域幅 10MS/s サンプルレート対応 バックライト付き ダイオードトランジスタとLCR検出 日本語マニュアル付き
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【デジタルオシロスコープ機能】手持ちオシロスコープのリアルタイムサンプリングレートは10 MS/s、帯域幅は500 kHz。完全なトリガ機能 (単一トリガ、通常トリガ、自動トリガ)により、周期的なアナログ信号と非周期的なデジタル信号を自由にトリガすることができます。AUTOボタンを搭載し、調整する手間なく測定波形を表示できます。

上記は付属なしです。プローブ自体は何個か持っているのですが、端子変換が必要になるのでどうせなら付属版がおすすめです。

上記のようなMCXコネクタのプローブではなくて、通常のBNCコネクタのプローブとMCXとBNC変換コネクタが付属しています。

uxcell 同軸RFコネクタ 交換コネクタ BNCメス - MCXオス S0201/DSO201/DSO/DS203 メタル
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製品名:BNCメス - MCXオスコネクタ;タイプ:BNCメス - MCXオス

おそらく上記のような変換コネクタだと思いますが、差額を考えるとセットで購入したほうがお得です。

非公式日本語マニュアル

FNIRSI DSO-TC3日本語マニュアル(勝手版) オシロスコープ・シグナルジェネレータ・パーツテスタ 3in1 ガジェット – ぱらめでぃうす

上記のサイトにて日本語訳したものを公開してくれています。

商品の確認

本体とプローブは別で届きました。

起動しました。バッテリー内蔵ってのは非常に便利ですね。

オシロスコープ

据え置き型(デスクタイプ)のオシロスコープのDDS機能を利用して確認してみました。出力側は40kHzの1.5Vppのサイン波を出力しています。

DSO-TC3だと40.747kHzの1.56Vppでした。とりえあずOKボタンを押すことでオートスケールが走るので結構便利ですね。小型なのであまり細かい精度は求めてはだめだと思います。

信号発生機(DDS)

40kHzで3.0Vppの出力を別のポータブルオシロスコープで確認しました。41.666kHzで2.39Vppと結構な差があります。

別のオシロスコープで確認したところ41.67Hz、2.96Vppでした。やっぱり周波数はすこしズレて送信しているような気がします。4%ぐらいのずれなので、まあこれぐらいの精度で使うのであれば問題ないのかな?

トランジスタテスター

手元のLEDを入れてみました。Vfが1.94Vのダイオードとでています。テスト中はピカピカ光るのでLEDとはわかるのですが、機材からはダイオードとLEDは区別できないはずです。

WINGONEER 1.8インチカラフルディスプレイポケット対応多機能TFTバックライトトランジスターLCR-TC1ダイオード三極管コンデンサー抵抗トランジスターLW21用テスター
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NPNおよびPNPトランジスタ、コンデンサ、抵抗、ダイオード、三極管、チャンネルN Mosfet、チャンネルP、IGBT、JFET、トライアックおよびバッテリーの検出に広く使用できます。

この機能単体の機材もあります。大体3千円ぐらいですね。

まとめ

特別お買い得かというと、値段なりの商品だと思います。単品で同等品を買うよりはよいですが、割り切って使わないといけない価格帯の製品ですね。

とはいえ、DDSは思ったより差があったので気をつけて使う必要がありそうです。

オシロスコープ単体であれば上記のようなPC接続が20MHzまでで同じ価格帯です。

もう少し下の価格帯であれば上記は3MHzまでとちょっと性能が低いですがI2Cとかであれば問題ありません。DSO-T3は0.5MHzなのでI2Cの100kHzがぎりぎりで、400kHzはちょっと厳しいかもしれません。

テスター型のオシロスコープもあります。こちらは10MHzなのでそこそこですね。

Dearsee デジタル オシロスコープ タッチパネル操作 ADS1013D 2チャネル 100MHz 1GSa/s デジタルオシロスコープ 7インチカラーLCDタッチパネル搭載
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【高品質&耐久性】高品質の素材で作られ、耐久性、耐摩耗性、耐腐食性があります。通常のゲインは30dBで、入力インピーダンスは公称100Mオームです。

同じFNIRSI社であれば上記のFNIRSI-1013Dがそこそこ評価されています。ただ100MHzまでちゃんと計測できるかというと微妙なので20Mhzの機種よりはいいかなぐらいの気持ちで使うべきです。

OWON SDS1022 デジタル・オシロスコープ 2CH 20MHz 8ビット 7インチ LCD ディスプレイ サンプリングレート 1GSa/s メモリ長 20K SCPIコマンド ベンチトップ 薄型 軽量 【国内正規品】【日本総代理店3年保証】【日本語取扱説明書対応】 (SDS1000シリーズ)
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【幅広い帯域と高速サンプリング】20MHzから200MHzまでの帯域幅をラインナップし、最高1Gサンプル/秒のサンプリングに対応。電子工作や研究開発はもちろん、教育現場や修理作業でも幅広く活用できます。高速サンプリングにより、瞬間的な波形の変化も正確に捉えられるため、信号解析の精度を大幅に向上します。

据え置きのオシロスコープもかなり安くなってきているので、ポータブルはちょっとしたときにすぐに測定するためのもので、もう一台ちゃんと信頼できるオシロスコープがあったほうが便利だと思います。

とはいえ、予算がないときの最初の一台としてはあるとかなり便利だと思います。

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