概要
またまた、オシロスコープを購入してしまいました。ポータブルのを持っていなかったのでバッテリー内蔵のこちらを入手。
製品
製品は付属品の違いで2種類あります。プローブの有無で、上記はついているタイプです。
上記は付属なしです。プローブ自体は何個か持っているのですが、端子変換が必要になるのでどうせなら付属版がおすすめです。
上記のようなMCXコネクタのプローブではなくて、通常のBNCコネクタのプローブとMCXとBNC変換コネクタが付属しています。
おそらく上記のような変換コネクタだと思いますが、差額を考えるとセットで購入したほうがお得です。
非公式日本語マニュアル

上記のサイトにて日本語訳したものを公開してくれています。
商品の確認

本体とプローブは別で届きました。

起動しました。バッテリー内蔵ってのは非常に便利ですね。
オシロスコープ

据え置き型(デスクタイプ)のオシロスコープのDDS機能を利用して確認してみました。出力側は40kHzの1.5Vppのサイン波を出力しています。
DSO-TC3だと40.747kHzの1.56Vppでした。とりえあずOKボタンを押すことでオートスケールが走るので結構便利ですね。小型なのであまり細かい精度は求めてはだめだと思います。
信号発生機(DDS)

40kHzで3.0Vppの出力を別のポータブルオシロスコープで確認しました。41.666kHzで2.39Vppと結構な差があります。

別のオシロスコープで確認したところ41.67Hz、2.96Vppでした。やっぱり周波数はすこしズレて送信しているような気がします。4%ぐらいのずれなので、まあこれぐらいの精度で使うのであれば問題ないのかな?
トランジスタテスター

手元のLEDを入れてみました。Vfが1.94Vのダイオードとでています。テスト中はピカピカ光るのでLEDとはわかるのですが、機材からはダイオードとLEDは区別できないはずです。
この機能単体の機材もあります。大体3千円ぐらいですね。
まとめ
特別お買い得かというと、値段なりの商品だと思います。単品で同等品を買うよりはよいですが、割り切って使わないといけない価格帯の製品ですね。
とはいえ、DDSは思ったより差があったので気をつけて使う必要がありそうです。
オシロスコープ単体であれば上記のようなPC接続が20MHzまでで同じ価格帯です。
もう少し下の価格帯であれば上記は3MHzまでとちょっと性能が低いですがI2Cとかであれば問題ありません。DSO-T3は0.5MHzなのでI2Cの100kHzがぎりぎりで、400kHzはちょっと厳しいかもしれません。
テスター型のオシロスコープもあります。こちらは10MHzなのでそこそこですね。
同じFNIRSI社であれば上記のFNIRSI-1013Dがそこそこ評価されています。ただ100MHzまでちゃんと計測できるかというと微妙なので20Mhzの機種よりはいいかなぐらいの気持ちで使うべきです。
据え置きのオシロスコープもかなり安くなってきているので、ポータブルはちょっとしたときにすぐに測定するためのもので、もう一台ちゃんと信頼できるオシロスコープがあったほうが便利だと思います。
とはいえ、予算がないときの最初の一台としてはあるとかなり便利だと思います。
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