本体バージョン¶
M5StickCは何個かのバージョン(世代)があり、バージョンにより搭載しているチップや、仕様に若干の差があります。
バージョン | IMU | BtnB | シリアル | ネジ穴 | 表示 |
---|---|---|---|---|---|
0 | SH200Q | 100mAバグ | 無し | 無し | 技適マーク無しのSH200Q |
1 | SH200Q | 正常 | 無し | 無し | 技適マーク有りのSH200Q |
2 | MPU6886 | 100mAバグ | 後期のみ | 無し | MPU6886で5V INが赤 |
3 | MPU6886 | 正常 | 有り | 無し | MPU6886で5V INが青、RTC表示追加 |
4 | MPU6886 | 100mAバグ | 有り | 有り | MPU6886で5V INが赤 |
5 | MPU6886 | 正常 | 有り | 有り | MPU6886で5V INが青、RTC表示追加 |
6 | MPU6886 | ? | 有り | 有り | MPU6886で5V INが赤 |
バージョン 0(試作機?)¶
Aliexpressで期間限定1ドルで販売していたバージョンです。 おそらくは試作機ぐらいの位置づけで、技適を取得していないので日本で動かすことはできません。
New Arrival 2019 M5StickC !!🎉🎉
— M5Stack (@M5Stack) 2019年3月8日
$1 for Limited Trial Version🥳
Send us your awesome M5 works and get it now 😉 Don't miss this chance !
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買おうか迷いましたが、日本で使えない端末なので見送っていますので、所持していません。
特徴としては、以下の通りです。
- 技適マークがない
- LEDとIRのピン番号が誤って逆に記述されている
- BtnBを押すと100mA以上電流が流れる
- IMUはSH200Q
このバージョンの後期にLEDとIRのピン番号表記シールを直したものもあります。
GPS for M5StickC pic.twitter.com/QJaBRFhN47
— M5Stack (@M5Stack) 2019年4月4日
バージョン 1(SH200Q)¶
日本で正式に販売されたバージョンです。 IMUがSH200Qで、バージョン 0の不具合が修正されています。
バージョン 2(MPU6886赤)¶
IMUがMPU6886に変更されています。 変更に伴って修正されていた、BtnBを押すと100mA以上電流が流れる不具合が再発しています。
仕様的には変わりませんが、後期モデルにはM5STACK出荷時にシリアル番号がはられています。
バージョン 3(MPU6886青)¶
5V INの表記が赤から、青に変わっています。おそらく5V OUTと同じ色なのでわけたと思われます。 BtnBを押すと100mA以上電流が流れる不具合はなおっています。 また、本体仕様に変更はないはずですが、RTCの記載が追加されています。
裏面のデザインが変わって老眼に厳しくなりましたw
— 紅樹 タカオ (@mongonta555) November 1, 2019
RTCが増えてますね。元のBM8563と変わったわけではなさそう。 pic.twitter.com/YgObS8SP21
バージョン 4(スクリュー付き)¶
本体仕様的には100mA以上電流が流れる不具合があるので、バージョン 3の方が新しい気がしますが、スクリュー付きで、赤バージョンです。 今後はスクリュー付きで青バージョンが登場してくると思われます。
バージョン 5(青スクリュー付き)¶
M5StickCネジ青のperfect version検証 – Lang-ship
— たなかまさゆき (@tnkmasayuki) January 6, 2020
とりあえずネジ付き青バージョンの電源周りだけ確認しました https://t.co/cc9fFS9V5Q
perfect versionと呼ばれている青ネジ穴付きです。 基本的にはこのバージョンで完成なのかな?
バージョン 6(赤スクリュー付きRTC表記あり)¶
現在の最新版です。現物は入手できていませんが右上の5V INの色が青から赤に戻りました。ラベルにRTCが表記されている場合には最新バージョンの仕様と思われます。
番外編 白¶
白バージョンも試作されていたみたいです。 ちなみにCはカラーではなくコンパクトだったはずです。
Grove cover is coming pic.twitter.com/VvyHIC7VWN
— M5Stack (@M5Stack) 2019年3月8日
番外編 Cじゃないやつ¶
コンパクトじゃないやつもあります。ただし技適なしなので日本では使えません。
See the difference of M5Stack pic.twitter.com/DuxmeXGGK7
— M5Stack (@M5Stack) February 12, 2019
番外編 分解写真¶
Hey M5 users, there are over 200 people joining our $1 M5StickC event, but now i just received 77 emails, pls hurry up! deadline tomorrow!!! m5stack pic.twitter.com/8GbaArp00O
— M5Stack (@M5Stack) 2019年3月14日
#M5stickC 分解。上の基板と、端子台になっている下の基板のピンは、はんだで止めてあるので、分解できませんので、よい子はマネしないようにw 今回は、分解して自作ケースにつけるより、M5stickCはケースのまま、自作ケースを作ってはめる作戦のほうがよさそうかなー^^ pic.twitter.com/wA9iMksgAt
— 山岡 敬章 (@AiLab_Japan) 2019年4月13日