その他関数群¶
delay()やmillis()などのシステム系関数群です。
メンバー¶
一時停止 vPortYield()¶
通常呼び出すことはありません。長い処理中にウォッチドッグでリブートされた場合にはdelay(1)を呼び出すか、ウォッチドッグをdisableCore0WDT()などで一時停止させます。
void vPortYield(void)
一時停止 yield()¶
通常呼び出すことはありません。長い処理中にウォッチドッグでリブートされた場合にはdelay(1)を呼び出すか、ウォッチドッグをdisableCore0WDT()などで一時停止させます。
void yield(void)
温度取得 temperatureRead()¶
チップ内部の温度を取得します。
float temperatureRead()
戻り値
float 温度
Core0ウォッチドッグ有効 enableCore0WDT()¶
Core0のウォッチドッグを有効にします。起動直後はCore1のウォッチドッグは有効化されています。
void enableCore0WDT()
disableCore0WDT()¶
Core0のウォッチドッグを無効にします。起動直後はCore1のウォッチドッグは有効化されています。
void disableCore0WDT()
enableCore1WDT()¶
Core1のウォッチドッグを有効にします。起動直後はCore1のウォッチドッグは無効化されています。
void enableCore1WDT()
disableCore1WDT()¶
Core1のウォッチドッグを無効にします。起動直後はCore1のウォッチドッグは無効化されています。
void disableCore1WDT()
タスク作成 xTaskCreateUniversal()¶
タスクを作成します。内部的にはxTaskCreatePinnedToCore()とxTaskCreate()をラッピングしている関数です。 xCoreIDが0か1のときにはxTaskCreatePinnedToCore()が呼ばれ、それ以外の場合にはCore0に相当するxTaskCreate()が呼ばれる。
BaseType_t xTaskCreateUniversal(TaskFunction_t pxTaskCode, const char *const pcName, const uint32_t usStackDepth, void *const pvParameters, UBaseType_t uxPriority, TaskHandle_t *const pxCreatedTask, const BaseType_t xCoreID)
引数
- TaskFunction_t
pxTaskCode
タスク関数 - const char *const
pcName
タスク名 - const uint32_t
usStackDepth
スタックメモリサイズ - void *const
pvParameters
タスク関数引数 - UBaseType_t
uxPriority
優先度(1-25,大きいほうが優先) - TaskHandle_t *const
pxCreatedTask
タスクハンドルポインタ - const BaseType_t
xCoreID
利用するCPUコア(0:通常コア,1:無線などで利用するコア)
戻り値
BaseType_t 実行結果(pdPASS=1:成功, pdFAIL=0:失敗)
経過マイクロ時間 micros()¶
プログラムの起動からの経過時間をミクロ秒で返す。
unsigned long micros()
戻り値
unsigned long 経過時間
経過ミリ時間 millis()¶
プログラムの起動からの経過時間をミリ秒で返す。
unsigned long millis()
戻り値
unsigned long 経過時間
ミリ秒遅延 delay()¶
プログラムにウエイトを入れ、遅延させる。遅延中は別タスクが実行される。
loop()関数以外で長時間の処理を実行する場合にウォッチドッグでリブートされる場合には、delay(1)を入れる必要がある。
void delay(uint32_t ms)
引数
- uint32_t
ms
遅延時間
マイクロ秒遅延 delayMicroseconds()¶
プログラムにウエイトを入れ、遅延させる。 delay()とは異なり、指定時間がくるまでwhileループして遅延させているだけである。
void delayMicroseconds(uint32_t us)
引数
- uint32_t
us
遅延時間
無線関連初期化 arduino_phy_init()¶
無線関連を初期化する。通常呼び出す必要はない。
void arduino_phy_init()
初期化 initArduino()¶
初期化する。通常呼び出す必要はない。
void initArduino()