概要
まえまえから興味があった、USBハブの個別制御を試してみました。結構高いハブでしか実装していない機能で、Windowsからは制御できませんので注意です。
商品
なんと仕様変更により2023年のどこかから製造したものはPPPS対応でなくなったみたいです。
https://github.com/mvp/uhubctl/issues/509
上記の商品になります。パソコン側が普通のUSBとType-Cのバージョンがあるようです。私は普通のバージョンを購入してみました。価格的にはヨドバシカメラさんで取り寄せるのが一番安いかもしれません。私はAmazonの在庫があったので上記よりはもう少し安かったです。
上記が公式サイトになります。
もの的には普通のUSB3.0対応の4ポートハブとなります。
中身はハブだけになります。個別の物理ボタンがついていて、押し込むとONになるタイプです。
per-port power switchingとは?
PPPSと呼ばれる機能でポート単位で電源スイッチをする機能です。仕様自体はかなり昔からあるのですが、ちゃんと対応しているUSBハブは非常に少ないです。
あまり使わない機能ですし、Windowsが対応していないんですよね。。。
上記にPPPSを制御するときに利用するライブラリがあり、ここに対応デバイス情報が集まっています。USB3対応で、ポート数が比較的少ないものとして今回の製品を選定してみました。
Windowsでは動きませんが、Linux上のrootであればUSBハブのポート単位で電源操作が可能になりました。ただし、このUSBハブは個別電源ボタンが物理スイッチでも存在しており、こちらをOFFに設定しているとどうやってもONにはなりません。
これなにに使うかというと、、、個人的には使い道ないんですよね。たぶんリモート環境にあるUSBがハングアップした場合に再起動するパターンですね。ラズパイとかに接続しての制御とかにはいいかもしれません。
まとめ
機材自体はものすごく普通の製品であり、すぐに動かすことが可能です。Windows環境で動かないのを知らずに購入してしまったので、Ubuntu環境を作るほうが時間かかっています。。。
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