obnizはArduinoとはちょっと違った考え方の基板ですので紹介したいと思います。
obnizとは?

メインチップにESP-WROOM-32を利用したプリスクサイズの小型基板です。小さな画面と、左右と押し込むことで決定ができる入力ボタンが左上についています。
この基板はWi-fiでインターネットに接続することが基本であり、接続すると上記画面のように機材のIDが画面に表示されます。そのIDを使いインターネット経由でアクセスすることができます。
プログラムの方法
ブラウザ上で利用できるオンラインエディタがあり、その画面を利用してJavaScriptでプログラムの作成と実行をします。
すでにサンプルとして様々なプログラムが公開されているので、自分の機材のIDを入力するだけですぐにプログラムの実行が可能です。プログラムはインターネット経由でobnizに転送され実行されます。
他の基板との差
メインチップはESP-WROOM-32ですので、他のESP-WROOM-32搭載基板とはハードウエアスペック的にはそんなに変わりません。
画面がついていることと、側面にかんたんにアクセス可能な12ピンのIOポートがあるぐらいです。IOポートはIO0が5V、IO1がGND、IO2がアナログ入力などと自由に設定が可能です。
ハードウエア的な差よりは、プログラム環境などがインターネット上に公開されており、他の人の作ったプログラムを気軽に実行できることがかなり便利です。
Arduinoなどはちょっと難しそうだなって人でも、拒否感なく利用することができると思います。
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