概要
富士通のPRIMERGY TX1310 M3を自宅サーバーにしていますが、メモリが4+8+8の20GBと少なかったので増設してみました。思ったよりメモリの種類が多くで迷いました。
メモリの種類
種類 | 概要 |
---|---|
SODIMM | ノートパソコン用のメモリ |
SODIMM ECC | 上記のECC対応版 |
UDIMM | 普通のパソコン用のメモリ |
UDIMM ECC | 上記のECC対応版 |
RDIMM | サーバー用のメモリでおそらくECC付き |
LRDIMM | 上記の更に大容量版 |
ざっくりとですが、DDR4のメモリでも上記の種類があるようです。このサーバーはDDR4のUDIMM ECCが利用できるので、UDIMMかUDIMM ECCを選ぶ必要があります。
今回はメルカリで中古を調達しようとしたので結構迷いました。あまり細かい仕様が書いてないのと、ECCで検索するとRDIMMのものがかなり割安で販売されています。しかしながらRDIMMは動かないので使えません。
UDIMM ECCは非常に中古が珍しいようですので普通のUDIMMを購入しました。安いものだと8GBが2枚で3,000円ぐらいが相場みたいです。いまみたら新品でも5千円前後なので、新品でも良かったですね。
memtest
中古メモリなので、最初にメモリテストを動かしました。当初はUbuntuのインストールメディアに入っているmemtest86+を動かそうと思ったのですが、grubではなくEFIだったので動きません。
そこでMemTest86 FreeをUSBメモリにいれて動かしてみました。
このテストツールに関しては上記のウィキペディアに経緯がありますが、オリジナルのMemtest86と、その派生品のMemtest86+と、オリジナルの権利を購入したPassMark版Memtest86があってややこしいです。
さて1時間半ぐらい放置したところでチェックの1回目が終わっていて、エラーがなかったので完了しました。
増設した感想
たまに感じていたひっかかりがなくなりました。特にファイルを展開しているときに止まるのがなくなった気がします。ZFSを使っているので非常にメモリを使うのに少なかったので空き容量が不足していました。
仮想サーバーも2GBで動かしていたので増設後は4GBに増やすことができました。このサーバーは4GBに増やしてからfreeでみると空き容量が1.7GBと元のメモリより使っているので効果はでているはずです。
母体のホストサーバーも空き容量が2.9GBなので現状の構成であればもう少し稼働できそうですね。
まとめ
実際のところ現在のサーバーはもうすぐ5年経過するので入れ替えたいのですが、候補がありません。同じようなサーバーだと現在10万円ぐらいからで手がでません。次はミニPC的なのに外付けHDDケースとかにしようかな。。。
とりあえずはちょっと延命するためにメモリ増設してみました。もう少し早くしても良かったかな。。。
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