現時点の情報です。最新情報はM5StickC非公式日本語リファレンスを確認してみてください。
概要

Hobbyライセンスを購入すると、M5StickCがもらえるキャンペーンをやっていたので購入してみました。
購入方法
obnizのアカウントを作成し、開発者コンソールから購入します。デバイスの購入はオフィシャルストアですが、ライセンスは開発者コンソールのデバイスからになります。
クレジットカードはJCBだと登録できなかったので、メインのカード以外で登録しました。どのカードが対応しているかは書いてないかもしれません。
ライセンスなので送料無料の1500円+税の1650円でした。1年ライセンスですが、他のESP32にも使うことができます。
期間限定で500円引きの、1980円でM5StickCとHobby Liteライセンス(低機能の永年無料)のセットもありますので、興味がある人は検討してみてください。国内からの購入ですと送料含めると、かなり安いキャンペーンです。
キャンペーンに登録
購入後の画面にキャンペーンに登録するページへのリンクがあります。そのリンクから登録した人の先着100名にM5StickCが送られてきます。
先着順で、いま何人登録したのかがわからないですので、公式Twitterとかを確認してから購入したほうがいいかもしれません。
登録時にobniz Idが必須ですが、開発者コンソールのデバイスに購入したライセンスのobniz Idが追加されているはずですので、そちらを入力します。
M5StickCへのセットアップ
開発者コンソールのデバイスから設定ボタンを押すと、デバイスセッティングのページになり、そこのページに設定に必要なデバイスキーや、ドキュメントのリンクがまとまっています。
上記のページに従って設定を行います。手元のWindows機にはPythonがセットアップされていたので、pip install obniz_cliでセットアップしてから、obniz_cli flashosで転送できました。
その後デバイスキーと、Wi-Fiの設定をすれば使えるようになります。
注意点
現時点のobnizOS for ESP32はM5StickCではなく、ESP32-PICO-D4に対応したOSです。そのため電源を入れた時点で液晶画面は真っ暗なままです!
obniz端末と同じように画面にobniz Idがでると思っていたら出ませんのでご注意ください。
デフォルトでライセンスの自動更新がONになっていますので、1年後に再度課金されます。不要な方はOFFにしておいてください。
Arduinoとの共有方法
Arduinoでプログラムを転送すると上書きされて、Arduinoのプログラムが動きます。その後obnizOSを動かす場合には、セットアップで利用したコマンドと同じobniz_cli flashosで再度転送し直せば大丈夫です。
他のM5StickCにセットアップしたところ、 デバイスキーと、Wi-Fiの設定をすれば同じように動きました。ライセンス上はデバイスの移動は可能なのですが、移動するときには特に紐付けを変える必要はいらなそうです。
まとめ
M5StickCでobnizOSが動くようになりましたが、まだまだ環境整備は追いついていません。サンプルプログラムもまだまだ足りませんが、仕組み上はかんたんに共有できますので作ったサンプルを共有したり、オフィシャルのGitHubに取り込んでもらってもいいと思います。
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