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概要
USBから任意の電圧出力ができる機材が届いたので、外部電源端子の動きを調べ直しました。
機材
- USB POWER Quick ZK-DP3D
- M5StickC(MPU6868)
M5StickCではAXP192のサンプルスケッチを実行しながら検証をしました。
出力電圧とAXP192入力電圧の差
出力側を3.8Vにしたところ、M5StickCのAXP192での入力電圧は3.78Vぐらいでした。若干低めにでますが概ね正しい値だと思います。
また、テスターなどで実際の電圧ははかっていません。
外部電源入力での自動起動
AXP192のデータシート上は3.8V以上でしたが、低い電圧から上げていくと3.77Vぐらいで自動起動しました。
データシートはマージンを入れていると思いますが、電源OFF状態から外部電源で3.8V以上を接続すると自動起動したのを確認しました。
安定動作
通信を行わず、最低限のスケッチですと3.7V程度ないと安定動作をしませんでした。また、バッテリー電圧より0.2V以上高くないと、外部電源を利用せずに、バッテリーを利用します。
3.8V以上でバッテリーにも充電を開始しました。無線を使う場合にはもう少し高い電圧を入れないとだめだと思いますし、クロックを落としたり、画面を利用しない場合にはもう少し低い電圧でも大丈夫だと思われます。
USBとの同時接続
データシート上は外部電源がUSBより優先されるとありましたが、外部電源電圧が4.9V以上でないとUSB側が利用されました。
まとめ
やっぱり外部電源はDCDCとかを使って、5Vに昇圧して使ったほうが無難でした。
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