M5Stackユーザーミーティング vol.7

概要

参加してきたので、発表資料とかんたんな感想です。

Jimmyからのビデオメッセージ

3月発売予定の製品とか、いろいろ紹介してくれました!

いろいろあるようですが、日本で発売されないのもありそうです。

ソフトバンクのIoTモジュール

会場スポンサーのソフトバンクさん。IoTモジュールは法人向けが多いので、個人で使うのはちょっと大変。

LTE Cat-M1とNB-IoTが安価に一般ユーザーが使えるのはいつなのだろう?

急に拓けてきたM5のブロックプログラムの世界-子供も大人もUIFlow

林さんの発表。UIFlowの紹介。M5GO-Guideのマニュアルとかを作った話。

存在は知っていましたがM5GO向けなのでスルーしていました。かなりの分量でわかりやすい内容です。個人的にはM5StickC向けガイドが気になっていますが、こちらはまだ翻訳中のようです。

最初はUIFlowを敬遠していたところがありますが、触ってみるとかなりよくできています。資料がちょっと弱いので、お手伝いできたらなと思っています。

一夜漬けULP

私の発表です。一夜漬けのネタを入れようとしましたが、概要だけで5分過ぎてしまいました。

ULPも情報が少ないですが、かなり素直なアセンブラなので入門には適している気もします。

M5Stackを使ったオモチャを作った

Niiさんの発表です。赤外線を使った銃を作っていたら画面が欲しくなったので、スカウター作ろうとバキュームフォーマー作ったりと濃厚でした。

今回のベスト発表な気もしますが、5分では絶対終わらない盛りだくさんな内容でした。

M5StickCで作ったダンベルカールカウンター

伊藤さんのIMUを利用したダンベルカール!

私も似たようなものを過去に作ったことがあるので、話を聞いてみたところちゃんとカウントするのはやっぱり難しくて、衝撃とかで意図しないカウントがあるみたいです。

どこまで真面目に作り込むのかが難しい、、、

M5StickC × LINE Beaconで妻を◯◯ストしてみた

これまた会場がざわついたもっちゃんさんのLTでした。LINE Beaconの実験をしていたら、奥さんの行動パターンが把握できてしまった!

あと、上記にいいねつけてほしいとのことでした!

ウイングアーク1stさん

懇親会スポンサーのウイングアーク1stさん。

帳票とかBIとかの会社さんなんですね。

スーパーマラニックでM5Stackを使った話

すが ぽんさんの発表です。これ資料公開されないかな。。。

マラソン+ピクニックのマラニックにウルトラマラソンの要素を足すと、スーパーマラニックになるのですね。。。

運営管理の手弁当で機材とシステムを構築している事例でしたが、かなりお金がかかっています、、、

人が触って壊されたり、無人の場所に置くのはいろいろ大変そうでした。

M5Stack+FPGAネタ

IDAさんの発表。最初はTang Nanoを使っていたが、途中から自作モジュールに!

すごすぎて、完成したものを販売してくれたのを触るとかじゃないと難しいと思います、、、

ちなみにLTの発表順は後ろほど重めなので、そういうことです、、、

M5StickCでのIMU開発

中野さんの発表。IMUは途中でチップが変わったりして、かなり大変です。UnityにIMUの情報をSPPで飛ばして、3Dオブジェクトを表示していました。

IMUのドリフトの補正をちゃんとやっていて、それなりに安定していました。センサー的にどうしても誤差がたまっちゃいますが、なかなかあの精度まで補正するのは大変だと思います。

GPIOからハードウェア制御信号を出す

BotanicFieldsさんのLT。他の会場でセグメントLEDのデモを見せてもらったことがありますが、M5Stackで外部装置をクロック供給しながら、細かいタイミング制御するってのはあまり事例がない気がします。

やっぱりガッツリオシロスコープとかで解析しながら作っているみたいでした。

M5StickC用のハットを作ったので、活用事例

M5StickC用バイブレーターハットの紹介でした。下で販売されています。自作途中の情報を享有してくれるのは非常にありがたいですね。

ちなみにGitHubではモデリングデータと、回路図なども公開してくれています。

あとはEspalexaを使ったAlexa連携の紹介もしていました。どこかで触ってみなければ、、、

M5StickC+Vで脳波で撮影するカメラ作った

こちらも会場がざわついていました。みなさんBLEで苦戦しているみたいです。。。

PCからリモートで操作するんだったらREST APIを実装したほうが楽だと思いますが、BLEには夢がありますよね!

UIFlowでAmbientにデータを送るブロックを作った

最後は下島さんのUIFlowでカスタムブロックを作った話。

上記に作ったカスタムブロックが置いてあります。

リリースのファイルに添付してもらえるとダウンロードがかんたんなのですが、、、

カスタムブロックは毎回事前に読み込まないといけないので、そのへん解決されていくとUIFlowも使いやすくなりそうですね。

じゃんけん大会

スイッチサイエンスさんからTシャツの提供がありました。

なんとM5StackのTシャツはアジアンサイズなので、2サイズ小さいとのこと、、、

Mサイズだと子供向けぐらいのサイズ??

昔に購入したけれど、試着していないTシャツのサイズ確認せねば、、、

まとめ

懇親会でいろいろ回ってみましたが、運営サイドはもう少しゆるい発表が増えてほしいみたいでした。みなさんも気軽に発表してみてください!

そして、いつも使っていないノートパソコンで発表したので、事前にWindows Updateして最新にしておいたのですが、見事に失敗、、、

ディスプレイドライバがエラー出していて、普通には画面に映るけれど、外部ディスプレイには出せない状態!

この状態に陥っていて、結局Intelのサイトから最新版ドライバーをセットアップし直したところ、なんとか動きました!

発表30秒ぐらい前にセットアップが終わって、再起動しろって画面が出ている状態でなんとか発表できました。。。

野良ハックさん?、あのとき急にMacBookを借りましてご迷惑おかけしました!

コメント

  1. 林 伸夫 より:

    詳しいレポート、ありがとうございます。これで全貌が把握できます。その場に居てもちゃんと理解できていないのに、感謝です!
    UIFlowはネットワーク関連のブロックもかなり充実してきました。急ぎで何か動かしたいというときにはとても便利です。

    • たなかまさゆき より:

      Web系のこの規模の勉強会だと昔は結構レポートあったのですが、最近はあまりないですよね
      発表したスライドとか見るだけで楽しいので、みなさん積極的にスライドとか感想とか公開してほしいと思っています