M5 Japan Tour 2023 Spring 東京1に参加

概要

ひさしぶりに日本で開催されたM5Stackのイベントに参加してきたので感想になります。LT発表をしましたがやっぱり5分は短かったです。ちなみに最後に動画を紹介してあるので、ざっくり紹介していますので、気になったところを実際の動画で確認してみるのがよいと思います!

イベント

M5 Japan Tour 2023 Spring 東京1 (2023/05/04 14:00〜)
# 久々のM5Stackのイベントです! 5月4日にM5Stack社CEOのJimmyさんたちが東京に来ます!それに合わせて品川のオムロンさんの会場をお借りして久々のオフライン・オンライン・ハイブリッドのミートアップを開催します。 # 内容 次の3本立てです。 1. Jimmyさん、らびやんさん(M5Unified開発...

M5Stack User Group Japanが主催していますが、M5StackのCEOであるジミーさんが来日しているのでジャパンツアーという名前で全国を回っている東京会場となります。

会場入り

会場は品川駅からすぐのオムロンさんになります。過去ユーザー会で利用した会場のようですが、私はM5StickCからのユーザーになるのではじめていきました。

休日のオフィスビルですので、オフィスエリアに入るところが制限されていました。

LT登壇者は一般より10分早く入場が可能ですので机のある席を確保できました。この後ろには展示スペースがありまして、いろいろな展示がありますが写真がまったくありません。。。

イベント来場者全員にTシャツとM5StacmpS3がプレゼントされました。かなり豪華ですが、これも写真ありません。そして10分早く入場した際にはまだ準備中だったので、展示参加の人などは受け取っていない人が結構いたみたいです。

ちなみにこんな感じでStampS3には専用のブレイクアウト基板と、今回のために3種類のシールが入っています。

イベント開始

オープニングトーク

オムロンの人から会場の説明と、スイッチサイエンスの高須さんからツアーの概要紹介がありました。

今回かららびやんさんが顔出しOKになったみたいです。

こんなつかみからの

こんなオープニングトークでした!

M5Unifiedの紹介

一本目はらびやんさんからのM5Unified紹介になります。知名度がない以外には非常に便利なライブラリになっています。ボードごとにライブラリの使い方が微妙に違うのはちょっと面倒ですもんね。

ちなみに大阪会場ではジミーさん話が長くなりすぎて、らびやんさんの時間がスキップされたそうです。

スライドが公開されています。

3Dプリントで作ったATOM-S3用レトロPCスタンド

LTの一本目は百均分解で有名なThousanDIYのtomorrow56(Masawo Yamazaki)さん。

ATOMなどを中にいれたレトロPCで3Dプリントで出力しています。かわいいですね!

金属で出力したものもあとで見せてもらいましたが結構しっかりして重かったです。

ATOM Mate for toio

SONYの人でロボコンからの魔改造とすごい人ですね。toioは小さいのですがバッテリー搭載で思ったよりモーターの力もすごいです。toioを使わなくてもATOMをLEGOに接続するためのブロックとして使うのもおすすめとのことでした。

ATOM Display/Display Moduleの話

M5StackからHDMI出力をするためのモジュール等を開発したcinimlさんの発表です。中身はFPGAで回路も公開されているので、改造することも可能とのことです。

こちらの資料となります。

M5Stack(ESP32)で使える軽量VPN「WireGuard」の紹介

ソラコムのMAXこと松下さん。WireGuardをESP32で利用することの紹介です。HTTPSなどに対応するより、WireGuardでセキュアなVPNを利用したほうがサイズ的にも処理的にも楽だよって紹介でした。今度試してみたいと思います!

スライドも公開されています。

M5デバイスに接続できる生体センサについて

のるさんの生体センサーです。これはSeeedさんからもいろいろでていますが、ケース付きって本当に高くて1桁以上値段が違うんですよね。

とはいえ、かなり生体センサーは難しいみたいです。

あとサーボを利用したリアルタイムプロッターがかなりすごかったです!

M5MEETUP-のる-20230504.pptx
のる (のるLAB) M5 Japan Tour 2023 Spring 東京 2023/05/04 M5デバイスに接続できる 生体センサ Can connect to M5-devices about Bio Sensors twitter

資料も公開されていますので、興味があるひとはぜひ確認してみてください。

UIFlowの本を書いてみたけれど大変だった

私の発表になります。出版したときにあったできごとを時系列で書いてあります。

M5Stackで動かす!はじめてのNode-RED MCU Edition

こちらも変化が早いNode-RED MCUの紹介です。まだまだ中身が固まっていないので本を書くのはかなり大変そうでした。

Node-REDもMCU触っていきたいと思うので、あとでチャレンジします!

赤外線通信対戦戦車「スタンクチャン」

いつも驚きのクオリティーのNiiさんです。今回2人目の魔改造出演者です。LTでスタンクチャンの構造解説です。さすがに5分あと概要のみですが、一味違う発表となります。

M5 Japan Tour 東京
スタンクチャン 解体ショー Demolition Show of S-Tank-Chan 2023.5.4 M5 Japan Tour 2023 Spring 東京 (手元映像埋め込み)

手元画像がありませんが、こんなスライドになっています。ぜひ動画で確認しつつ見てください。

スタックチャンについて

スタックチャンの生みの親であるししかわさんの発表です。スタックチャンの概要からAIスタックチャンの構造までわかりやすく解説されていました。

5分でわかるAIスタックチャン
5分でわかる AIスタックチャン スタックチャンコミュニティ代表 ししかわ M5Stack Japan Tour 2023 Spring 東京 2023年5月4日 1

上記がスライドです。

ATOM Echoでぽぽぽぽぽー

LTで有名なのびすけさんの呼び込み君をATOMでハックする話題です。非常にハイコンテキストな発表になっていました。

資料も公開されていますが、おそらく動画で見たほうがわかりやすいと思います!

Jimmyさん講演

最後はジミーさんが現在準備中の製品などの紹介をしていました。こちらも現場でみているより、動画を確認したほうがわかりやすいと思います。

動画

前半部分です。基本的な発表はすべてこちらになります。

こちらはLTなどが終わったあとに実際に会場を回りながら撮影をした映像になります。ちなみにこの撮影中はいろいろなところに移動して話をしていたのでぜんぜん気が付きませんでした。

その他の話題

スタックチャン撮影会がありました。私のプラダンボールスタックチャンも参加していますがWi-Fiないと動かないファーム入れてあったので沈黙しています。

最後に配布されたTシャツを着ての記念撮影があったので、かなりの人がこのTシャツを着たまま帰ったと思います。そして確かにライブのツアーですよね!

あとLT登壇者には特別なプレゼントがありました!

こんな感じの集合写真です。左上の3人目にいる白いイチロヲさんは誰が見てもイチロヲさんだったので撮影の際の目印になっていました。

https://twitter.com/hashtag/M5JPTour2023?f=live

もっと細かい情報がきになる人はツイッターのハッシュタグで検索すると空気感がわかると思います。

まとめ

やっぱり久しぶりのオフラインイベントは楽しいですね。とはいえ、どちらかというと人が少ないところを中心に見て回っていたので有名な人とは全然お話できていませんでした。

次のイベントとしてはMaker Faire Tokyo 2023が10月14日(土)、15日(日)に東京ビッグサイトで開催予定ですのでどちらかには遊びに行きたいと思っております。

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