GDCPH社USB PD電源のミニヒーティングテーブルを購入

概要

USB PD電源で利用できるミニヒーターを購入してみました。リフローや部品外しなどのときにヒーティングテーブルがあると便利だなと思っていたのですが、結構邪魔なのと高いので購入していませんでした。お手軽価格のものがあったので確認してみました。

注意(追記)

私の購入した製品は問題なかったのですが、6月頭前後に到着している製品はイマイチな品質のようです。

天板のネジが出っ張っている

本来天板の穴を面取りして、低頭ネジを使うことで出っ張りをなくしています。天板と基板が密着することで熱を効率よく伝えることができるので、ネジがでっぱっていると大きな基板を乗せることができません。

製品をみると、面取りもしておらず出っ張るタイプのネジで固定しています。これは工数を減らすための変更だと思いますが、製品的に変更しちゃいけないところを変更しているように思えます。

初期不良が多い

これは母数がわからないので増えているのかは確認が取れていません。事例的には加熱をした瞬間に電源が落ちて、二度と電源が入らなくなった。カラカラ音がして、中で部品が外れているもの。天板に接続してある温度計の固定が不十分なものなどがありました。

納期が不安定

私が注文した4月末の時点で製造が間に合っていなかったようですので、製造の品質が落ちているようです。どこの店舗で購入しても、製造はおそらく一緒なので解決はしないと思います。発送期限が近づいたら、送付していないので空発送をしてあとでトラッキング番号を更新するショップなども多いですので注意してください。これは早めに期限を延長しておけば空発送はなくなるかもしれません。

とはいえ、もう少し製造が落ち着くまでは購入は控えたほうがよいのかもしれません。

製品

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上記の製品になります。いろいろなお店で販売していますが、まだ出始めの製品ですのでなるべく販売量が多いところで頼みました。一時的に在庫切れになっていたようでして、発送にはちょっと時間かかりました。

こんな感じの箱できました。M5Stackぐらいの大きさであり非常に小さいです。販売元のGDPH社にはまだ情報がありませんでした。

中身です。よく見ると天板が汚れています。他の人のものも汚れていたのでこんなものみたいです。

この汚れは加熱してから拭き取ることできれいになります。初回は一度200度ぐらいまで加熱してから拭き取ってみてください。

表面は温度表記などの液晶があります。

裏面がUSB Type-Cとボタンが2つあります。ボタンは設定温度のアップ・ダウンに対応しています。両方を同時に押すことで加熱、非加熱を制御可能です。結構操作性はいいですね。

2つのボタンを長押することで設定メニューに入ることができて、中国語から英語に表示を変更できます。あとはPID制御の方法と、設定できる温度帯の変更、表示を上記のようなグラフにするのかなどが選択可能です。

対応電源

商品情報によると65W電源を使えとあります。20Vの3.25Aまで使えることになります。

65W電源(20A3.25A)

手元に65W電源がなかったので新規で購入しました。

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USB Power Deliveryに対応したUSB Type-C(TM)(USB-C(TM))ポートを搭載し、対応するノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどを超高速充電ができるUSB AC充電器です。

上記の製品で、他にも安いのはありますが電源周りは安くなった古い国産をなるべく選択するようにしています。

ケーブルは安い100円ショップの3Aまでのケーブルでも、高いマーカー付きのケーブルでもどちらでも使えました。電流的には3Aは流れませんが2.7Aぐらいは流れていました。

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上記のちゃんとしたUSB Type-Cケーブルも一本あると動作確認等でケーブルが悪いかの切り分けがしやすいと思います。

60W(20V3A)

推奨は65Wでしたが、60WのPD充電器も購入して調べてみました。3Aも流れないため60Wでも使うことができました。60Wはあまり製品がありませんが、たまに古いものが安くなっているパターンがあるので確認しました。

45W(20V2.25A) ※利用不可

手元にあった何個かの45W電源で試したところ利用できませんでした。2.7Aぐらい一気に流れるので電源の安全回路にひっかかって電源オフになります。

18W(12V1.5A)

手元になったモバイルバッテリーでも試してみました。

こちらになりますが、12V出力までのモバイルバッテリーは比較的安い価格で購入が可能です。加熱が遅かったですが、使えたので便利でした。

ただし、12V1.4A強と結構ぎりぎりまで電源を引っ張っていました。あまり安いケーブルだと電圧低下とか起こるのでぎりぎりかもしれません。

5V

なんと単なる5Vでも加熱は可能でした。ただし0.7A前後と電流が少ないので非常に加熱に時間がかかると思います。

9V

トリガーを使って無理やり9Vを出してみました。1.3Aぐらいで加熱していました。

15V

15Vもトリガーを使ったところ2Aぐらい流れていました。

加熱速度

電圧電流ワット数200度上昇時間
20V2.7A54W約100秒
15V2A30W約3分
12V1.5A18W約5分
9V1.3A12W約7.5分
5V0.8A4W約22分

ざっくりと確認したところ上記ぐらいの時間がかかると思います。流石に5Vだと時間がかかりすぎるので保温とかの用途になりそうですね。モバイルバッテリーでの12V運用も5分であれば緊急時には便利かもしれません。

まとめ

似た製品として上記があります。こちらと比べると天板が薄いので熱容量が少ないようです。とはいえ、価格から考えれば十分使いやすい製品だと思います。

使い勝手を考えると大きさ製品には負けると思います。

GDCPH mini heating table – Steppi

まだまだ新しい商品のため情報が少ないです。ドイツ語ですが上記に分解した情報がありました。国内でも私と同じ時期に購入した人に届いている時期ですので細かい情報があがってくると思います。

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