概要
年末に届いたけれど積んでいたボードがあったのを思い出したので使ってみました。実はかなりUSB関連の開発に使いやすいボードだと思います!
製品

上記の製品で、Freenoveさんは日本のAmazonにもストアを持っているのですが、まだ取り扱いがありません。また、価格的には日本のAmazonよりは送料払ってもAliExpressの公式ストアからのほうが安くなるはずです。
製品的には上記で紹介したカメラ付きESP32をESP32-S3にアップグレードした製品となります。

私が購入した製品は技適付きのESP32-S3でした。しかもPSRAMが8M搭載バージョンです。秋月さんのDevKitがPSRAMなしバージョンなので、PSRAM付きがほしい人にはおすすめです。

ただし、USBホスト開発をする場合にはコネクタ間の幅が短いのでそのままは接続できません。
上記の延長とかを使うとボードに抜き出しするときのテンションもかからず便利だと思います。
あとはこちらも使ってみました。本当は百円ショップでType-C→Type-A変換と、Type-Cケーブルの延長の組み合わせをしたかったのですが、Type-Cの延長ケーブルが売り切れていました。

こんな感じで接続できるようになりました。しかしパソコンから認識しません。。。

裏側を確認してみると、SDカードスロットとUSBシリアル変換のCH343などがみえます。そしてUSBポートが逆でした。公式DevKitは左側がUSBシリアルで、右側がOTGだったのですがこのボードは逆のようです。

上記のように接続することでUSBマウスからデータが取得できるのを確認しました。個人的にはこの変換コネクタだとこの方向じゃないと電圧が確認できなかったのでラッキーでした。
まとめ
いろいろ高性能な開発ボードですが、カメラを使わなくてもUSBホスト開発機として非常に使いやすい構成になっています。ESP32-S3の汎用開発ボードとして一番使いやすいと思いますのでおすすめです。
USBホスト開発をするときにはボード選択が難しい点がありますので、別の記事としてまとめてみたいと思います。
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