概要
前回箱をつくったので、そろそろ環境構築は終わりたいと思います。これまで使ってきて改造したほうがいいポイントをまとめたいと思います。
オートレベリング
これはあったほうがいいですが、なくても大丈夫だと思います。ビルドプレート密着性でラフトを付けてあげれば基本出力に失敗しません。手動レベリングで大丈夫だとは思いますが、オートレベリングはやっぱり安心感があります。
とはいれ、オートレベリングをするとデメリットもあります。オートなのですが、手動レベリングをしようとしてもできなくなってしまいます。オートで調整されるとはいえ、もともとのベッドが水平でていないと精度出ない気がしますよね。
とはいえ、オートレベリングなしで手動レベリングしたほうが細かいこと考えなくていいので楽かもしれません。オートレベリングはオートレベリングでZオフセットの指定とかが微妙な感じです。
あとはプリンター用紙よりはシックネスゲージを使ったほうがいいですね。紙は使っているとどんどん弱っていくし、よくわからなくなります。あと予熱しないとノズルについているフィラメントでまったく調整がつかなくなるので注意が必要でした。
OctoPrint
必須ではないですが、あると便利だと思います。パソコンの電源を消した状態で出力できるのは便利です。実際のところSDカードで出力をすればいいのですが、パソコンからそのまま出力できるのはやっぱり便利です。
OctoPrintを使う場合にはCuraにもOctoPrint用のプラグインをいれてあげるとWebカメラの画像を表示したり、OctoPrintのページをブラウザで開くボタンがあったりして便利です。
ビープ音
液晶画面の裏にブザーがついています。電源をいれたときに絶対に大きな音がなるので気になります。私はマスキングテープで穴を塞ぎましたが、少し消音化対策をしたほうがいいと思います。
使えるかわからないですが、上記のようなキャップをするなどして音を下げるほうがいいと思います。
振動対策
上記の防振パットを購入しました。必要なサイズは300×400なので2枚購入するか、切って左右の足の部分だけ使うことになります。
とりあえず切って使ってみたところ、若干振動は収まりました。ただIKEAのRACKは天板が中空なので振動を拾いやすいです。効果はありますが、もう少しがっつりと対策をしたほうが良さそうです。
ただ、剛性の高い机に設置していたときはそれほど気にならなかったので、机次第な気がします。エンクロージャーの必要性はそのため感じていません。ABSとか出力するのであればいいと思いますが、PLAだと必須ではないと思います。
まとめ
いまのところあまり改造の必要性は感じていません。デフォルトでもそれなりの精度で印刷できるので、あまり触らない方がいい気がしています。精度を追い求めるとなると改造しやすい他のプリンタを最初から選んだほうがいいと思います。
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