概要
ネットでモデルを探してきて、いろいろ出力してみました。いろいろなものを出力することで少しだけ設定がわかってきました。
Direct Reel Opener

necobutさんのモデルです。表面実装などのリールからテープをきれいに剥がすためのツールになります。有名ですね!
とはいっても、最近テープで買うことないのでまだ使っていません。モデル的には印刷失敗することがない、よい設計ですよね。
スタックチャン(Stack-chan)
基板がないので、とりあえずケースだけ試しに出力してみました。

なにも考えずにおいたまま出力。さすがにそのままだと無理だと思ったのではじめてのサポート追加!

裏側はこんな感じです。

はい。これサポート剥がすの無理です。
- Curaに便利なプラグインを入れよう(はるかぜポポポ@note)
上記でサポートが一番少なくなる方向に回転してくれるAuto-Orientationを知り使ってみました。

この方向だそうです。でもさすがにサポートなしだと無理でした。

サポートに関しては構造をツリーにして、ビルドプレートにタッチにしたところ、ある程度剥がしやすくてサポートもされている状態になっています。これでも結構剥がすの大変ですね。

ちなみにセリアで購入した110円のマルチペンチが非常に役に立っています。もう少し精度の高いやつを購入してもいいのかもしれません。
小物印刷

小物を印刷してみたところ、ビルド面の荒れが気になりました。左側が上部で、右側がビルド面になります。一番下の層が凸凹なのはまだいいのですが、くっついてタイヤが動かなくなってしまいます。
これはノズルをビルドから離すとちょっと良くなるのですが、話しすぎると出力の途中で剥がれてしまい、失敗してしまいます。いろいろ悩んだところ、ラフトにする必要がありました。

タイプだけラフトにして初期状態で使っています。

上記の卵の下にあるのがラフトです。

ぺりぺり剥がすことで、一番下の層がきれいに出力されるようになりました。可動部があるモデルの場合には必須の設定でした。
複合技

8時間超えの橋を印刷してみました。ラフトとツリーのサポートを設定していますので、印刷失敗を恐れずに出力が可能です。

ただし、剥がすのややっぱり大変です。特に入り組んだところは簡単には剥がれませんね。
まとめ
とりあえず全部のモデルをラフトとサポートありで出力すれば安定するので、これで設定調整はいいかなと思っています。
あとは一番最初に作ろうとしたものが出力終わっているのですがなかなか組み立てられていないので、それを作ったらとりあえずの導入は完了となりそうです。
コメント
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