概要
ポータブルオシロスコープは持っていなかったので検証のために購入してみました。んー、話の種にはいいですが、実用性は結構使いと思います。
製品
上記のような完成物とケースのセットを購入しました。
元々は本体も組み立てるKITとして販売されました。
オリジナルの製品はたぶんこちらで、もともとはトレーニング用のオシロスコープとして開発されており、回路図なども公開されています。そして独自に拡張などが可能になっています。
ケースの組み立て
どこにも組み立て方のマニュアルがありません。がんばって組もうとしてもなんか隙間が空いたりしてきれいに組めません。

上記の商品ページにて組み方を発見しました!

一番下に1枚スペースを入れて、下から組み上げてくる説明書です。しかしこの通りに組み立ててもやっぱりなにかおかしいです。
結局上記の動作を参考に組み立てました。どうやら底面からじゃなくて、画面側から組み立てていく必要があるようです。この動画のとおりにやっても一部ナットの数が足りないので、通常のキットの場合には中間に入れるナットは必要ないかと思います。

完成しました。この機材も外部から電源を入れる必要があるのでちょっと不便です。USB端子はありますがそこからの給電はできません。
オートスケールがないので非常に面倒です。オシロスコープ自体の動作原理などを知るためには非常に良くできているのですが、とりあえず波形を見ようって時には面倒です。
まとめ
今となってはちょっと人にすすめにくいと思います。おもちゃだと割り切れば楽しいですが、実用的なツールとしては微妙です。
上記のような、同じシリーズですがもう少し高機能なものがいまはあります。
さらに上位です。18MHzのオシロスコープと500kHzの信号発生器なのでそれなりに使えるスペックかもしれません。
DSO138はポータブルのオシロスコープではベースになったようなモデルであり、このコピー品を作っていた業者などがどんどん技術力があがって、より上位の製品を作っているような印象があります。
コメント