小型オシロスコープDSO138を買った

概要

ポータブルオシロスコープは持っていなかったので検証のために購入してみました。んー、話の種にはいいですが、実用性は結構使いと思います。

製品

DSO138 デジタル オシロスコープ 完成品+シェル+USプラグ 自動、通常、およびワンショットのトリガー方法 瞬時波形を捉えやすい 電子学習セット
WLUNFLINC
¥3,999(2025/02/18 07:21時点)
【特徴】このキットは、ARM Cortex-M3プロセッサ (STM32F103C8) を使用し、2.4インチのカラーTFTディスプレイ画面を含み、ARMテスト開発ボードとして使用できます。このキットをベースに二次開発することができ、例えば、ミリボルトメーター、データロガーに変更することができます。調整可能な垂直変位、および説明書付き。

上記のような完成物とケースのセットを購入しました。

DSO138 DIY Kit 2.4 inch TFT Digital Oscilloscope Kit DIY Parts with Probe (DIY kit with case)
senzooe
¥3,400(2025/02/18 10:04時点)
DSO138 DIY Kit 2.4 inch TFT Digital Oscilloscope Kit DIY Parts with Probe

元々は本体も組み立てるKITとして販売されました。

DSO 138 Oscilloscope DIY Kit | JYE Tech
DSO138 was designed as a lightweight, portable, training oscilloscope kit. The heart of DSO138 is a Cortex-M3 ARM proces...

オリジナルの製品はたぶんこちらで、もともとはトレーニング用のオシロスコープとして開発されており、回路図なども公開されています。そして独自に拡張などが可能になっています。

ケースの組み立て

どこにも組み立て方のマニュアルがありません。がんばって組もうとしてもなんか隙間が空いたりしてきれいに組めません。

Diymore-傷防止保護ケース,デジタルオシロスコープ用透明アクリルカバー,モデルdso138 - AliExpress 502
Smarter Shopping, Better Living! Aliexpress.com

上記の商品ページにて組み方を発見しました!

一番下に1枚スペースを入れて、下から組み上げてくる説明書です。しかしこの通りに組み立ててもやっぱりなにかおかしいです。

結局上記の動作を参考に組み立てました。どうやら底面からじゃなくて、画面側から組み立てていく必要があるようです。この動画のとおりにやっても一部ナットの数が足りないので、通常のキットの場合には中間に入れるナットは必要ないかと思います。

完成しました。この機材も外部から電源を入れる必要があるのでちょっと不便です。USB端子はありますがそこからの給電はできません。

オートスケールがないので非常に面倒です。オシロスコープ自体の動作原理などを知るためには非常に良くできているのですが、とりあえず波形を見ようって時には面倒です。

まとめ

今となってはちょっと人にすすめにくいと思います。おもちゃだと割り切れば楽しいですが、実用的なツールとしては微妙です。

DiyStudio オシロスコープ デジタルオシロスコープ ファンクションジェネレータ DSO-152帯域幅ポータブルハンドヘルドオシロスコープ 1000mAhリチウム電池内蔵 c型充電ポート、5V/1A AC/DC
DiyStudio
【2.5MS/s】オシロスコープは、2.5MS/sのリアルタイムサンプリングレートと200kHzの帯域幅を持ち、テストニーズに簡単に対応できます。操作を簡単にするため、このオシロスコープには日本語の電子マニュアルが付属しています。 必要な方はメールにてご連絡ください。

上記のような、同じシリーズですがもう少し高機能なものがいまはあります。

デジタル オシロスコープ 2.4" TFT のオシロスコープ 320*240 の決断 500Khz 信号の発電機の頻度 18MHz 帯域幅 20mV/Div-10V/Div の縦の感受性 40MS/s サンプル率 10X 100X 調査の小型オシロスコープ DSO154Pro
Makerfire
¥5,598(2025/02/18 07:21時点)
より速いサンプリング速度:従来の138proミニオシロスコープと比較して、アップグレードされた154proミニオシロスコープは、リアルタイムサンプリング速度40MSa/s、18MHz帯域幅、信号発生周波数500Khzを備えています。 生産性を向上させます

さらに上位です。18MHzのオシロスコープと500kHzの信号発生器なのでそれなりに使えるスペックかもしれません。

DSO138はポータブルのオシロスコープではベースになったようなモデルであり、このコピー品を作っていた業者などがどんどん技術力があがって、より上位の製品を作っているような印象があります。

コメント